暑中見舞いはいつからいつまでに出せばよいのでしょうか?
出そう出そうと思っていて、いつの間にかずいぶん日にちが過ぎてしまった……なんて経験はありませんか?
そこでこの記事では
- 暑中見舞いはいつからいつまで?
- 暑中お見舞い5つの例文を紹介!
以上についてお伝えしていきます。
ぜひ最後まで読んでください。
暑中お見舞いはいつからいつまで?
暑中お見舞いは、いつからいつまでに出せばよいのでしょうか?
暑中お見舞いは小暑から大暑の間、7月7日ごろ〜8月7日ごろまでに出すのが慣習となっています。
1年を24の季節に分け、気温などの移り変わりを分かりやすくした暦が「二十四節気」。
暑中お見舞いは、その二十四節気の中の「小暑(しょうしょ)」~「大暑(たいしょ)」~「立秋(りっしゅう)」の前日までにかけて送るのが一般的です。
年によって多少日程は前後しますが、大体以下のような日程になります。
- 小暑 7月7日ごろ
- 大暑 7月23日ごろ
- 立秋 8月8日ごろ
なので、小暑から大暑を挟み立秋になるまで、具体的には7月7日ごろ〜8月7日ごろの1ヶ月ほどの期間が、暑中お見舞いの期間です。
実際の暑さより、二十四節気が基準になる点にご注意。
また、立秋の前日までに先方へ暑中見舞いが届かなそうであれば、「残暑見舞い」として送るのがよいでしょう。
暑中お見舞い5つの例文を紹介!
暑中お見舞いはどんな文面にすればよいでしょうか?
ここでは、送る相手に合わせたおすすめの例文を、それぞれご紹介します。
一般的な暑中お見舞い例文
まずは一般的な暑中お見舞いの例文をご紹介します。
暑中お見舞い申し上げます。
年々暑さが厳しくなり、今年も連日夏日となっておりますが、
いかがお過ごしでしょうか?
こちらはおかげさまで、家族ともども変わりなく、
元気に過ごしております。
酷暑の折、体調を崩されませんようどうぞご自愛ください。
令和〇年 盛夏
友人向け暑中お見舞い例文
次に友人向け暑中お見舞いの例文をご紹介します。
暑中お見舞い申し上げます。
厳しい暑さが続いていますが、お元気でいらっしゃいますか?
共に過ごした、あの夏の日を今でも思い出します。
あの頃のように、また冷たいビールで乾杯したいですね。
また会える日を楽しみにしております。
それまでどうぞお元気で、暑さを乗り切ってください。
令和〇年 盛夏
上司・恩師向け暑中お見舞い例文
次に、上司や恩師に向けた暑中お見舞いの例文をご紹介します。
暑中お伺い申し上げます。
身体にこたえるような酷暑が続いておりますが、ご健勝のことと存じます。
先日大変お世話になったこと、家族ともども感謝しております。
また、この度は休暇をいただき誠にありがとうございます。
お陰様で身体共に回復し、休み明けより一層業務に励む所存です。
引き続きご指導、ご鞭撻の程、よろしくお願い致します。
時節柄、ご自愛のほどご祈念申し上げます。
令和〇年 盛夏
ビジネス向け暑中お見舞い例文
次に、ビジネス向けの暑中お見舞いの例文をご紹介します。
平素は格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうございます。
今後とも一層ご愛顧の程、どうぞよろしくお願い申し上げます。
例年と相変わらず、今年も酷暑が続いております。
どうぞご自愛専一にて、さらなるご活躍・ご発展を心からお祈り申し上げます。
令和〇年 盛夏
コロナ禍向け暑中お見舞い例文
最後に、コロナ禍に使える暑中お見舞いの例文をご紹介します。
暑中お見舞い申し上げます。
夏休みの始まりと共に暑さもさらに増しましたが、いかがおすごしでしょうか。
おかげさまで、こちらもみな元気に過ごしております。
直接お会いできる日も、もうすぐです。
暑さにもコロナにも負けずに、この夏をお互い乗り切りましょう。
令和〇年 盛夏
まとめ
暑中お見舞いの一番大事なポイントは「相手を想う気持ち」です。
「お体に気を付けて」「夏バテされないようにしてくださいね」など、相手を気遣う言葉を添えると、受けとった相手は嬉しく思い、また印象に残ることでしょう。
また、暑中見舞いは喪中であっても送って良いとされています。
自身が喪中の場合も、相手が喪中の場合も同様です。
ただし、直後は避けたり、添える絵柄を落ち着いたものにするなどの配慮を忘れずにしましょう。
お悔やみや励ましのひとことも添えてあげると、より気持ちが伝わります。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。