さつまいもは栄養価が高く、美容や健康にも良いとされているため、年々人気が高まっています。
特に秋から冬にかけては、焼き芋や煮物、スイーツなどさまざまな料理に活用できる万能食材として、スーパーでも頻繁に見かけますよね。
そんなさつまいもを買う際に気になるのが「この値段って妥当?高い?安い?」という点。
特に家計を預かる主婦や、一人暮らしで自炊を頑張る方にとって、価格の相場を知っておくことはとても大切です。
この記事では、スーパーでのさつまいもの価格相場をはじめ、品種別の違いや旬の時期との関係、さらには保存方法や通販との比較まで、まるっと解説していきます。
スーパーで売られているさつまいもの値段相場は?
さつまいもは年中見かける野菜ですが、実は価格はけっこう変動します。
ここでは、スーパーで売られているさつまいもの一般的な値段相場と、時期による違いについて解説します。
一般的な価格帯と1本あたりの目安
一般的に、スーパーで売られているさつまいもの価格は1本あたりおよそ100円〜250円が相場です。
これは品種やサイズによって異なりますが、平均的な中サイズ(200g前後)ならこの価格帯に収まることが多いです。
例えば、私が10月に近所のイオンで見かけた紅あずまは、1本118円の特売でした。
一方、同じ品種でも夏の7月には業務スーパーで1本230円で販売されていたこともあります。
時期や店舗によって大きな差があるため、「今が買い時かどうか」を判断するためにも、相場感を持っておくと便利です。
時期による値段の変動について
さつまいもが最も安くなるのは、旬の9月〜11月。
この時期は収穫が盛んで、流通量が増えるため価格が安定しやすくなります。
逆に、春〜夏にかけては収穫量が減るため、価格が高騰しやすい傾向にあります。
例えば、私が秋に訪れた道の駅では、紅はるかの5kg箱が1,200円で売られており、1本あたり約80円と非常にお得でした。
夏に同じサイズ感のさつまいもをスーパーで買おうとすると、1本200円以上になることも少なくありません。
さつまいもスーパーの値段はいくら?

さつまいもはスーパーだといくらくらいで売られているのでしょうか?
値段の相場を、スーパーによくある品種別に調べてみました。
紅あずま
スーパーで最もよく売られているのが「紅あずま」です。
「さつまいも」と表記されて売られているのは、9割以上紅あずまだと思います。
そんな紅あずまは、旬の時期だと1本98〜128円くらい。
それ以外の時期だと、198円以上で売られていることが多いです。
夏の時期は少し高めなのかもしれません。
鳴門金時
優しい甘味とホクホクした食感が料理にも合う鳴門金時。
スーパーの値段の相場は、1本300g前後で350〜400円くらいです。
安納芋
甘くてねっとり系のさつまいもとして人気が高い安納芋。
その甘さから「蜜芋(みついも)」とも呼ばれています!
スーパーの値段の相場は、1袋500g前後で500〜600円くらいです。
スーパーによるかもしれませんが、箱でまとめ買いした方が安くなります。
コストコではなんと、1.5kg800円くらいで売っていたこともあるとか!
さつまいもを安く買うタイミングとコツ
さつまいもをお得に買うには、ただ安売りを待つだけでなく「いつ・どこで・どう買うか」がカギになります。
最安は9〜11月の旬の時期
9〜11月はさつまいもの収穫シーズン。市場への出荷量が増えるため、全体的に価格が安定しやすくなります。
私が秋に行った直売所では、紅はるかが5kgで1,000円という驚きの安さ。
スーパーと比べて半額近くになることもあるので、直売所や道の駅も要チェックです。
スーパーの特売日・タイムセールを活用
チラシが入る水曜・金曜は特売が多く、夕方のタイムセールも狙い目です。
また、雨の日や閉店前は在庫処分として割引されることも。
以前、地元のスーパーで雨の日に訪れた際、鳴門金時が半額になっていて、思わず2本買って帰った経験があります。
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おいしいさつまいもの選び方

さて、せっかくさつまいもをスーパーで買うなら、おいしいものを選びたいですよね。
おいしいさつまいもを選ぶポイントをお伝えします。
皮の色
まず全体を見て、皮の色が均一で鮮やかな紅色で、なおかつツヤがあるものがいいです。
重さ
持ったときにずっしり重く、全体的にふっくらとしたものを選びます。
ヒョロっと長いもの、表面にシワがよっているものなどは避けましょう。
蜜
甘いさつまいもは、切り口表面に蜜が滲み出てきます。
触ってみて蜜がベタつく、または乾いた蜜が付着しているものを選ぶといいです。
ヒゲ根
さつまいもの表面にあるヒゲ根は、少ないか細い物を選びましょう。
硬いヒゲ根があるさつまいもは、繊維質で筋張ったものが多いので避けます。
くぼみ
くぼみから芽が出ているものは避けます。
じゃがいもの芽のような毒性はありませんが、味は落ちますので芽が出ていないものを選びましょう。
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さつまいもを長持ちさせる保存方法

さつまいもは、収穫後時間が経ってからの方が甘味が強くなります。
安納芋のように、収穫後すぐでも甘い品種はありますが、紅あずまなどスーパーでよく売っている品種は熟成させた方がおいしくなるんです!
でも上手に保存しないと痛んでしまうので、保存方法をお伝えしますね。
さつまいもは1本ずつ新聞紙に包んで、冷暗所で常温保存ができます。
箱買いしたときは、段ボール箱の中に新聞紙を敷き、さつまいもを入れてその上に新聞紙を被せて冷暗所で常温保存します。
旬の時期になると箱で売っていることも多いので、常温保存できるのは嬉しいですね!
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さつまいも買うならスーパー・通販どっちが安い?

最近では通販で直接農家からさつまいもを買うこともできるようになりました。
どうせだったらお得に買いたいと思うのが、主婦の気持ちですよね。
スーパーと通販では、どちらの方が安いのでしょうか?
調べてみましたが、どちらもそんなに変わらない印象です。
むしろ旬の時期でないときは、通販で5kg箱を買った方が、1本あたりの値段は安くなります。
セット買いすると本数を増やしてくれるお店も多いのでお得です!
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旬の時期は、スーパーでも箱売りされることがあるので、比較的安いスーパーならば通販よりも安くなっています。
ただ通販の方が、さつまいもの品種が多く揃っているので、あなた好みのさつまいもをお得に購入することができますよ♪
まとめ
今回はさつまいものスーパーでの値段についてまとめました。
一般的に多くのスーパーで取り扱われている「紅あずま」の相場としては、
- 旬の時期は98〜198円
- それ以外は198円以上
で売られていることが多いみたいです。
通販で箱買いした方が安いこともあるので、両方チェックして、お得にさつまいもを買ってくださいね!
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