エアコンが一日中動いていて止まらない…そんな経験はありませんか?
特に暑い夏の日には、エアコンがずっと稼働していて「壊れているのでは?」と心配になる方も多いはず。
設定温度に達しているのに止まらない、室外機がずっと回り続けている、そんな状況だと電気代も気になりますよね。
そこでこの記事では、
- エアコンがずっと動いてる原因
- 正常な動作か故障かの見分け方
- 電気代を節約する対処法
- 修理が必要な場合の判断基準
について詳しくお伝えします!
エアコンの動作が気になっている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
エアコンがずっと動いてる主な原因
エアコンが連続で動き続ける原因は複数あります。
まずは、どのような理由で止まらないのかを確認してみましょう。
設定温度と室温の差が大きい
エアコンがずっと動いている最も一般的な原因は、設定温度と室温の差が大きすぎることです。
例えば、外気温が35℃の猛暑日に、エアコンを20℃に設定すると、15℃も下げる必要があります。
このような状況では、エアコンがフル稼働し続けても設定温度に達するまで時間がかかり、結果的に長時間動き続けることになります。
- 外気温が高い(35℃以上)
- 設定温度が低すぎる(20℃以下)
- 室温との差が15℃以上
このような条件が重なると、エアコンは休まず動き続けることになります。
エアコンの容量不足
お部屋の広さに対してエアコンの容量が不足している場合も、連続運転の原因となります。
6畳用のエアコンを12畳の部屋で使っているような場合、エアコンの能力が足りず、設定温度に達するまで非常に時間がかかります。
また、吹き抜けのある部屋や天井が高い部屋では、通常より大きな容量のエアコンが必要になります。
フィルターの汚れ
エアコンのフィルターが汚れていると、空気の循環が悪くなり、冷却効率が低下します。
フィルターの目詰まりにより、エアコンが頑張って働いても効果が出にくくなるため、結果的に長時間動き続けることになります。
2週間〜1ヶ月に1回はフィルターの掃除をすることをおすすめします。
室外機の環境
室外機の周りに物が置かれていたり、直射日光が当たりすぎている場合も、エアコンの効率が悪くなります。
- 室外機の周りに物を置いている
- 直射日光が当たりすぎている
- 室外機の上に物が乗っている
- 周囲の風通しが悪い
これらの状況では、室外機の放熱がうまくいかず、エアコンの負担が増加します。
エアコンが正常な動作か故障かの見分け方
エアコンがずっと動いていても、それが正常な動作なのか、故障なのかを判断することが重要です。
正常な動作のパターン
以下のような場合は、エアコンが長時間動いていても正常な動作です。
- 猛暑日(35℃以上)の初回運転時
- 設定温度を大幅に下げた直後
- 部屋の断熱性が悪い場合
- 大きな窓から直射日光が入る場合
これらの状況では、エアコンが設定温度に達するまで時間がかかるため、連続運転は正常です。
故障が疑われるパターン
一方で、以下のような症状がある場合は故障の可能性があります。
要注意の症状
- 設定温度に達しているのに止まらない
- 冷風が出ない(温風しか出ない)
- 異音がする
- 水漏れしている
- エラーコードが表示される
これらの症状が見られる場合は、修理業者に相談することをおすすめします。
エアコンの電気代を節約する対処法
エアコンが長時間動いている場合の電気代節約方法をご紹介します。
適切な設定温度にする
冷房は28℃、暖房は20℃を目安に設定することで、エアコンの負担を減らすことができます。
設定温度を1℃上げるだけで、約10%の電気代節約効果があると言われています。
フィルター掃除を定期的に行う
フィルターの掃除は、エアコンの効率を保つために最も重要です。
- エアコンの電源を切る
- フィルターを取り外す
- 掃除機でホコリを吸い取る
- 水洗いして乾燥させる
- 完全に乾いてから取り付ける
月に1回のフィルター掃除で、電気代を約15%削減できることもあります。
室外機の環境を改善する
室外機の周りを整理整頓し、風通しを良くすることで効率が向上します。
- 室外機の前後左右に50cm以上のスペースを確保
- 直射日光を避ける(すだれやシェードを活用)
- 室外機の上に物を置かない
- 周囲の雑草を取り除く
扇風機やサーキュレーターの併用
エアコンと扇風機を併用することで、冷気を効率的に循環させることができます。
扇風機の電気代は1時間約0.5円程度なので、エアコンの設定温度を上げて扇風機を併用する方が電気代の節約になります。
エアコンの電気代節約をもっと楽に!スマートリモコンという選択肢
エアコンの電気代を節約したいけど、毎回温度設定を調整するのは面倒…そんな方におすすめなのが「SwitchBot スマートリモコン」です。
- 外出先からでもエアコンを操作可能 – 帰宅前に温度調整して電気代を節約
- 温湿度センサー搭載 – 室内の状況を自動で検知して最適な温度に調整
- 音声操作対応 – Alexa、Google Assistant、Siriで簡単操作
- 学習機能付き – 5000以上のブランドのリモコンに対応
- 省エネ管理 – 使用状況を記録して電気代の見える化
「今日は暑くなりそうだから、帰宅30分前に28度で冷房をつけておこう」「湿度が高くなってきたから除湿モードに切り替えよう」といった、きめ細かい温度管理が可能になります。
スマートリモコンを活用すれば、快適さを保ちながら電気代を最大30%削減できるという報告もあります。
毎月の電気代が1万円を超える12畳タイプのエアコンなら、月3,000円の節約も夢ではありません。
初期投資は必要ですが、電気代の節約効果を考えれば、すぐに元が取れる計算になりますね。
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エアコンの修理が必要な場合の判断基準
以下のような症状が続く場合は、専門業者に相談することをおすすめします。
すぐに修理が必要な症状
要注意
- 冷房なのに温風が出る
- 水漏れが止まらない
- 異音やうなり音がする
- エラーコードが頻繁に表示される
- ブレーカーが落ちる
これらの症状は、放置すると故障が悪化する可能性があります。
メンテナンスを検討すべき症状
- 設定温度に達するまで時間がかかる
- 以前より電気代が高くなった
- 風量が弱くなった
- 10年以上使用している
これらの場合は、プロによるクリーニングや部品交換で改善する場合が多いです。
エアコンの寿命と買い替え時期
エアコンの一般的な寿命は10〜15年と言われています。
買い替えを検討すべきタイミング
- 購入から10年以上経過している
- 修理費用が新品の半額以上かかる
- 頻繁に故障する
- 電気代が急激に上がった
最新のエアコンは省エネ性能が高く、10年前のエアコンと比較して電気代を30〜50%削減できる場合もあります。
まとめ
エアコンがずっと動いている原因は、設定温度と室温の差が大きい、容量不足、フィルターの汚れ、室外機の環境などが考えられます。
まずは正常な動作か故障かを判断し、適切な対処を行うことが大切です。
定期的なメンテナンスと適切な使用方法で、電気代の節約と故障の予防ができます。
症状が改善しない場合は、無理をせずに専門業者に相談することをおすすめします。
快適な室内環境を保ちながら、賢くエアコンを使いこなしてくださいね!
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