「年末の大掃除、いつから始めればいいんだろう」と毎年ぼんやり考えているうちに、気づけば12月も後半になっていませんか。

大晦日の夜まで雑巾を持っている、というのは年末のあるあるです。

結論から言うと、2026年は12月13日(日)に本番スタートして、12月28日(月)をゴールにするのがひとつの目安です。

さらに、換気扇や窓のように寒くなると手ごわくなる場所は、11月の3連休(11/21(土)〜23(月))に「助走」として先取りしておくとぐっと楽になります。

この記事では、2026年のカレンダーに合わせた分割スケジュール、場所ごとの順番、間に合わなかったときの割り切り方、子どもとの分担までまとめました。

読み終わるころには、手帳やスマホのカレンダーにそのまま書き込める「わが家の大掃除予定表」ができあがるはずです。

大掃除は2026年12月13日(日)から。12月28日(月)までに終えるのが目安

大掃除の始め時として昔から言われているのが、12月13日の「正月事始め」です。

この日は、お正月に年神様を迎える準備を始める日とされています。

2026年は12月13日が日曜日なので、お休みの日にそのまま着手できるめぐり合わせです。

終わらせる日は12月28日(月)に置いておくと、縁起が悪いと言われる29日と31日を避けて、気持ちよく新年の準備に移れます。

まずは、ここまでのポイントを早見メモにまとめました。

  • 助走(できれば):11月21日(土)〜23日(月)に水まわりの外側と窓、12月5日(土)・6日(日)に仕分け
  • 本番スタート:12月13日(日)・正月事始め
  • ゴール:12月28日(月)。お勤めの方は土日の26・27日を実質のゴールに
  • 避けたい日:12月29日(火)は「二重苦」、12月31日(木)は「一夜飾り」

日にちの考え方は地域やご家庭で違いますので、あくまで「ここに合わせると楽」という目安として使ってください。

事始めの日付や29日・31日を避ける理由は、暦の解説サイト(ベストカレンダー)やウェザーニュースの解説記事などを参考にしています。

なお、昔は江戸では8日、上方では13日に煤払いをして正月の支度を始めたとされ、現在は13日が一般的です。

なぜ12月13日?由来を知ると「気にしすぎなくていい」理由もわかります

12月13日が大掃除の始め時と言われるのは、この日が「正月事始め」だからです。

お正月の準備をスタートさせる日で、家のすす(煤)やほこりを払って、年神様を迎える支度を整える日とされてきました。

由来を知っておくと、日付に振り回されず「うちの都合に合わせてアレンジしてOK」と割り切りやすくなります。

12月13日は旧暦の吉日がもとになったと言われています

二十八宿という暦の考え方に「鬼宿日(きしゅくにち)」という吉日があり、旧暦の12月のこの日にお正月の準備を始める習わしが起こったとされています。

江戸時代から定着し、1873年(明治6年)に旧暦から新暦へ変わったあとも「正月事始めは12月13日」という日付が残ったと言われています。

新年の支度は13日から始めて、28日までに終えるのがよいとされてきました。

29日と31日が避けられるのはなぜ?

12月29日は「九」が「苦」に通じて「二重苦」になるため、避けるとされています。

12月31日は「一夜飾り」と呼ばれ、年神様を迎える支度を前日にあわてて済ませるようで、よくないとされています。

反対に、12月28日は「末広がり」で縁起がよい日と言われ、お正月飾りを飾り始める日にする家庭も多いようです。

現代の暮らしでは「目安」として使えばじゅうぶん

お仕事や子どもの予定もあるので、12月13日から28日の間に全部を収めるのが難しい家庭もありますよね。

由来はあくまで縁起の話なので、「12/13から動き出す・28日を完了ラインにする」の2つだけ守れば十分だと私は思います。

それ以外の細かい日は、ご家族の予定に合わせて入れ替えてください。

2026年の週末で分ける!大掃除の分割スケジュール表

大掃除は、1日で全部やろうとすると疲れてしまいがちです。

そこで、11月の3連休1回と12月の4回の週末、あわせて5回に分ける計画を作ってみました。

11月に水まわりの外側や窓を「助走」で先取りして、12月13日から室内を上から下へ進め、最後に水まわりで仕上げる流れです。

下の表を見ながら、行けない日を別の日に入れ替えて使ってください。

2026年12月の大掃除の分割プラン(12月13日日曜に本番スタート・12月28日月曜がゴール・29日と31日は避けたい日)の図解
日程 やる場所 時間の目安
【助走】11/21(土)〜23(月)
3連休
換気扇・コンロ周り・窓・網戸・ベランダ 場所ごとに1〜2時間ずつ
【助走】12/5(土)・6(日) 不用品の仕分け、カーテン・ラグの洗濯 半日ずつ
【本番】12/12(土)・13(日)
13日は事始め
照明・棚の上などの高い所、リビング 半日ずつ
12/19(土)・20(日) 寝室・子ども部屋(学校の持ち帰り品の整理も)・玄関 半日ずつ
【ゴール】12/26(土)・27(日) 冷蔵庫(中身を減らしてから)・浴室・洗面・トイレ・キッチン 1か所1時間前後
【ゴール】12/28(月) 床の仕上げ、お正月飾り 1〜2時間
12/29(火)・31(木) 予備日(軽い拭き掃除だけ) 30分ほど

時間の目安は、一般的なご家庭を想定した私なりの目安なので、お家の広さや汚れ具合で増減します。

全部の欄をやり切る必要はなく、気になる場所だけ拾って使うだけでも、年末の追い込みはずいぶん軽くなります。

12月の4回の週末のうち、2回でも動ければ十分と考えると、気が楽になりますよ。

28日(月)が仕事納めの方は、表のとおり水まわりを26・27日の土日に済ませて、28日は床とお正月飾りだけにすると無理がありません。

エアコンや洗濯機の掃除はこの表に入れていないので、気になる方は12/5(土)・6(日)の枠に足してください。

換気扇やエアコンの掃除を業者に頼みたい場合は、年末は混み合いやすいので、早めに予約状況を確認しておくと安心です。

寒くなる前の11月にやっておきたい場所と理由

大掃除の中でも、先取りしておきたいのが換気扇・コンロ周り・窓・網戸・ベランダです。

気温が低い時期は台所の油汚れが固まりやすく、落としにくくなると言われています。

窓やベランダのように水をたっぷり使う場所は、気温が下がると作業そのものがつらくなります。

だからこそ、11月の3連休を「水と油の場所の日」にしておくのがおすすめです。

雨や寒い日になったときは、翌日か12/5(土)・6(日)の枠に回しましょう。

11月の3連休に先取りする場所(換気扇・コンロ周り・窓・網戸・ベランダ)と12月に回す場所(不用品・高い所・リビング・寝室・玄関・水まわり・床)の図解

換気扇・コンロ周りは電源を切ってから

換気扇は、寒さが厳しくなる前の暖かい日に済ませておくと、油汚れを落としやすくなります。

作業の前に必ず電源を切り、機種によってはプラグを抜いて、取扱説明書どおりに外せる部品だけを外してください。

外した部品は油でぬるぬるしているので、落としたり手を切ったりしないよう、ゴム手袋をして作業すると安心です。

油汚れ用の洗剤を使うときは、製品の表示どおりの使い方とつけ置き時間を守り、熱いお湯でやけどをしないようにしてください。

無理に分解せず、外せる範囲の部品と周りの壁を拭くだけでも、年末の負担はかなり減ります。

11月に掃除しても12月の調理でまた汚れるので、12/26・27にコンロ周りだけ軽く拭き直すときれいなまま新年を迎えられます。

窓・網戸・ベランダは転落に気をつけて

窓や網戸は、水拭きが楽な暖かい日のうちに外側まで済ませておくと助かります。

脚立を使うときは、天板に乗る・座る・またがるといった使い方は避けて、開き止めをしっかりロックし、平らで安定した場所に置いてください。

ただし、天板に乗って使える踏み台タイプもあるので、迷ったら本体の表示と取扱説明書に従いましょう。

窓の外側を拭くときは、ベランダ側から身を乗り出さないようにして、高い所は無理せず長い柄の道具を使いましょう。

小さなお子さんがいるご家庭では、作業中にベランダへ出てしまわないよう、お子さんは別の部屋でほかの大人に見てもらいながら作業すると安心です。

年末の大掃除での踏み台・足場台の事故については、NITE(製品評価技術基盤機構)が注意を呼びかけています。

詳しくはNITEの注意喚起(2025年12月9日)で確認してみてください。

洗剤を使うときの安全ルール

大掃除でいちばん気をつけたいのが、洗剤の「混ぜるな危険」です。

国民生活センターも、塩素系の洗浄剤を酸性の洗浄剤などと混ぜると、有害な塩素ガスが発生するとして注意を呼びかけています。

  • 塩素系と酸性タイプは混ぜない:「まぜるな危険」の表示がある洗剤は、一緒に使わない
  • 換気する:換気扇を回し、窓や戸を開けて作業する
  • 手を守る:ゴム手袋、マスク、目を守るメガネを使う
  • 子どもの手が届かない所に置く:作業中も、ボトルを床に置きっぱなしにしない

万が一、洗剤を吸い込んだり飲み込んだりしたときは、日本中毒情報センターの「中毒110番」(一般市民向け・365日24時間・相談は無料で、通話料は別です)に電話で相談できます。

電話番号は、大阪が072-727-2499、つくばが029-852-9999です。

かける前に、番号は公式サイトでも確認しておくと安心です。

意識がもうろうとしている、けいれんしている、呼吸が苦しそうなど症状が重いときは、ためらわず119番に電話してください。

混ぜるな危険の詳しい事例は、国民生活センター「住宅用塩素系洗浄剤の使い方」にまとまっています。

12月にやる場所の順番は「上から下・奥から手前」

12月は、いよいよ室内の大掃除を進めていく時期です。

やる場所の順番を決めておくと、せっかく拭いた床にほこりが落ちてやり直し、という二度手間を防げます。

基本は「上から下」「奥から手前」で、最後に床を拭いて出口へ向かいます。

あわせて、ごみの収集日の確認も12月に入ってすぐ済ませておきたいポイントです。

順番の基本ルールと1か所の時間目安

順番の目安をボックスにまとめました。

  1. 高い所:照明・棚の上・カーテンレールのほこりを払う
  2. 家具・家電まわり:テレビ台や本棚の拭き掃除
  3. 窓まわり:11月に済んでいなければ、内側だけでも
  4. 水まわり:洗面・トイレ・浴室は最後に(12/26・27)
  5. 床:掃除機をかけたあと、固く絞った雑巾で拭く

水まわりを最後にするのは、お正月に向けて、きれいな状態を長く保ちやすいからです。

床の掃除は、玄関から家の奥へ向かうのではなく、奥から玄関に向かって進むと、足跡を残さずに済みます。

ごみ収集日と粗大ごみは12月上旬に確認

年末年始のごみ収集日は自治体ごとに違うので、お住まいの自治体の広報やごみ収集カレンダーで、12月に入ったらすぐ確認しておきましょう。

ごみの出し忘れで大量のごみを家に抱えて年を越すのは避けたいところです。

粗大ごみは、自治体によって申し込みが必要なところがあるので、11月のうちに確認しておくと安心です。

12/26・27の水まわりの掃除で出るごみも、年内の最終収集日に間に合うかを逆算して決めましょう。

12/5(土)・6(日)の不用品の仕分けは、この確認とセットで進めると、無駄のない流れになります。

29日・31日にやってしまったら?間に合わないときの優先順位

「予定がずれこんで、結局29日や31日になってしまった」という年も、あるかもしれません。

29日や31日が避けられるのは縁起の話なので、気に病みすぎる必要はありません。

大切なのは、全部を完璧にすることより、新年を気持ちよく迎えられる最低限のラインを決めておくことです。

そこで、間に合わなかったときの優先順位をまとめてみました。

  1. 使う場所を優先:キッチン・トイレ・浴室・洗面など毎日使う水まわり
  2. 玄関とリビングの床:お客さまや家族が過ごす場所をさっぱりさせる
  3. 窓・照明・棚の上は春に回す:無理せず「3月の春掃除」に回してもOK

時間が取れないときは、上の順番で気になる所から進めるだけでも、新年を迎える準備がぐっとしやすくなります。

お正月飾りだけは、一夜飾りを避けるために28日までに飾っておくと、気持ちにも余裕が生まれます。

完璧をめざすより、お正月を笑って迎えられることを優先してください。

子どもがいる家庭の大掃除分担。年齢別にできること

子どもがいると、掃除の時間が思うように取れないのが悩みですよね。

実は、お子さんの手を借りられる作業は意外とたくさんあります。

年齢に合わせて、安全にできる作業をお願いしてみましょう。

下のボックスを目安にしてみてください。

  • 0〜2歳:お昼寝の間や、パートナーに見てもらっている間に大人が進める
  • 幼児(3〜6歳):おもちゃを箱に戻す、低い所を乾いた雑巾で拭く
  • 小学校低学年:テーブルを拭く、靴をそろえる、窓の内側の低い所を拭く
  • 小学校高学年:自分の部屋の片づけ、玄関掃き、上履きや靴の水洗い(洗剤は大人が担当)

洗剤は大人だけが扱い、お子さんにはぬらして固く絞った雑巾での水拭きをお願いすると安心です。

多くの学校は12/25前後から冬休みに入りますが、地域によって違うので学校の年間予定表を確認し、玄関や靴などお子さんに任せる作業は、12/19・20に前倒しして頼んでおくとスムーズです。

ボトルは必ず手の届かない所に置いて、お子さんの前で洗剤を混ぜたり、移し替えたりしないでください。

脚立に乗る作業や、換気扇・高い所の作業、ベランダの作業は大人が担当します。

「終わったら一緒におやつを食べよう」とごほうびを決めておくと、お子さんも楽しく参加してくれます。

親が先に「ありがとう、助かった」と声をかけるのも、また来年手伝ってくれる近道です。

まとめ:2026年の大掃除は12月13日(日)スタート、12月28日(月)ゴールで分けて進めよう

大掃除の始め時は、12月13日の「正月事始め」を目安にすると覚えやすいです。

2026年は12月13日が日曜日、12月28日が月曜日なので、土日を使いながら少しずつ進められます。

寒くなる前の11月の3連休に、換気扇・窓・ベランダを「助走」で先取りしておくと、12月の負担がぐっと減ります。

もし29日や31日になってしまっても、水まわりと玄関・リビングの床を優先して、あとは春に回せば大丈夫です。

  • 本番スタート:12月13日(日)・正月事始め
  • ゴール:12月28日(月)。お勤めの方は26・27日の土日が実質のゴール
  • 助走(できれば):11/21(土)〜23(月)の3連休に換気扇・窓・ベランダ
  • 安全:洗剤は混ぜない・換気する・脚立の天板に乗らない
手帳とペンとマグカップのイメージ

手帳やスマホのカレンダーに、まず「12/13 大掃除スタート」と1行入れるところから始めてみてくださいね。

この冬の大掃除が、少しでも楽しく進みますように。

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