勤労感謝の日を子供に説明するには?2026年11月23日の由来と伝え方
勤労感謝の日って、子どもに「なんでお休みなの?」と聞かれると、意外と答えに困りませんか。
私も「お仕事をがんばっている人に、ありがとうの日だよ」くらいしか言えなかったので、由来から調べ直してみました。
2026年の勤労感謝の日は11月23日(月)で、11月21日(土)から23日(月)までの3連休です。
この記事では、年齢別の伝え方の一言、由来のかんたんな説明、3連休に家でできる「ありがとう」の渡し方をまとめました。
読み終わるころには、お子さんの「なんで?」にそのまま答えられるはずです。
勤労感謝の日は「働いている人にありがとうを言う日」と伝えればOK
お子さんにいちばんかんたんに説明するなら、「働いている人にありがとうを言う日」で十分です。
むずかしい言葉は使わなくて大丈夫です。
国の決まりでも、この日は「勤労をたっとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」日とされています。
つまり、働くことを大切にして、ものが生み出されることを喜び、みんなでありがとうを言い合う日ということです。
- 日付:11月23日で毎年固定
- 2026年:11月23日(月)で、11/21(土)〜23(月)の3連休
- 決まった年:1948年(昭和23年)
- 意味:働くことを大切にして、みんなで感謝しあう日
上のボックスは、お子さんに聞かれたときの「早見メモ」として使ってください。
出典は内閣府「国民の祝日について」の祝日法の説明です。
なぜ今年は「月曜の3連休」になるの?
11月23日が、たまたま2026年は月曜日に当たるからです。
土日とつながって、11月21日(土)から23日(月)までの3連休になります。
お出かけや家族の予定を立てやすい年ですね。
ハッピーマンデーで動かないのはなぜ?
「月曜だからハッピーマンデーなのでは?」と思う方もいるかもしれません。
ハッピーマンデーの対象は、成人の日・海の日・敬老の日・スポーツの日の4つです。
勤労感謝の日はそこに入っておらず、祝日法で「11月23日」と日付が決まっているため、毎年同じ日です。
日付の由来になった「新嘗祭」というお祭りについては、このあとの章で説明します。
この日が月曜になるのは今年たまたま、と覚えておくとお子さんにも話しやすいです。
年齢別・勤労感謝の日の子供への説明のしかた
子どもへの説明は、年齢によって伝わる言葉が違います。
幼児なら「ありがとうの日」、低学年なら「みんなの毎日を支える人の話」、高学年なら「法律や由来の話」へと広げていくのがおすすめです。
下の図を目安に、お子さんに合う言い方を選んでみてください。
ひとことで終わらせず、身近な人の顔を思い浮かべさせると、ぐっと伝わりやすくなります。
幼児(3〜6歳)には「ありがとうの日」
幼児には、できるだけ短い言葉が合います。
たとえば「パパやママ、先生、お店の人はお仕事をがんばっているよね」と話します。
そのうえで「だから今日は、ありがとうって言う日なんだよ」と伝えます。
そのあと、実際にお子さんから家族に「ありがとう」を言ってもらうと、体験として残ります。
小学校低学年には「毎日を支えてくれる人」の話
低学年なら、身近な例を出すと伝わりやすいです。
「ごはんを作る人、運ぶ人、売る人、学校の先生、電車を動かす人。みんなが働いてくれるから、毎日が普通に過ごせるんだよ」と話します。
そこに「だから、ありがとうって気持ちを伝える日なんだ」と添えます。
家の中の「働き」にも目を向けて、自分にできるお手伝いを一緒に考えてみるのもおすすめです。
小学校高学年には「由来」と「法律」の話
高学年なら、少し背景まで話しても大丈夫です。
「国の決まり(祝日法)に、勤労をたっとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう日と書かれているんだよ」と伝えます。
「もともとは、その年にとれたお米を神様にお供えするお祭りがルーツなんだ」と続けると、社会の勉強にもつながります。
由来の流れは、次の章で順番に説明します。
「なんで働くとありがとうなの?」と聞かれたら
子どもからよく出る質問に、私はこう答えるつもりです。
「だれかが働いてくれるから、私たちはごはんを食べられるし、学校にも行けるよね」と返します。
次に「その人たちがいなかったら困るから、ありがとうって言う日があるんだよ」と続けます。
理由が「困るから」だと、低学年でも実感しやすいようです。
勤労感謝の日の由来は「新嘗祭」。1948年に祝日になりました
勤労感謝の日のルーツは、「新嘗祭(にいなめさい)」というお祭りです。
新嘗祭は、宮中で天皇がその年にとれた新しいお米などの穀物を神様に供え、自らも食べる祭儀です。
毎年11月23日に、皇居の神嘉殿(しんかでん)というところで行われます。
戦後に、国民みんなで働くことに感謝する日として、この日が国民の祝日に改められ、1948年(昭和23年)に勤労感謝の日になりました。
図のとおり、お祭りの日が、今の祝日につながっています。
お子さんには「昔は、その年のお米ができたことに感謝するお祭りの日だった」と話すとイメージしやすいです。
どうして11月23日なの?
日付が11月23日になった理由は、明治時代に新暦(太陽暦)が使われるようになったことにあります。
昔の暦(旧暦)のころは、11月の2度目の「卯(う)の日」に新嘗祭が行われていました。
卯の日の「卯」は、十二支のうさぎの字で、日にちにも十二支が割り当てられています。
暦が今の新暦に変わった1873年(明治6年)、新暦の11月で2度目の卯の日に当たる11月23日が採用されました。
それ以来、新嘗祭の日は11月23日に固定されています。
新嘗祭と勤労感謝の日は何が違うの?
新嘗祭は、宮中で行われるお祭り(祭儀)です。
勤労感謝の日は、祝日法で決められた国民の祝日です。
日付は同じ11月23日ですが、前者は祭儀の名前で、後者は私たちが過ごす休日の名前、と分けて覚えると混乱しません。
祝日の日付がこの祭事の日と同じ11月23日なのは、こうした由来があるためです。
3連休に家でできる、勤労感謝の日の「ありがとう」の過ごし方
せっかく3連休になる年なので、お休みの過ごし方も一緒に考えてみました。
特別なお出かけをしなくても、家族で「ありがとう」を形にする時間は作れます。
由来にちなんで新米を味わうこと、手作りのメッセージを渡すこと、そして親が先に感謝を口にすることの3つがおすすめです。
どれも20分ほどでできるので(炊飯の時間は別です)、連休のどこかに入れてみてください。
新米を味わう
由来が新しいお米への感謝なので、この日のごはんを「今年のお米」にしてみるのがいちばん簡単です。
新米が手に入らなければ、いつものお米でも十分です。
炊きたてを、お子さんと一緒におにぎりにして食べるだけで「お米を作る人にありがとう」の話ができます。
- 用意するもの:お米(1〜2合)、塩、ラップ。具を入れるなら、鮭や梅など食べ慣れたもの
- 所要時間:炊飯の時間を除いて、おにぎり作りは10分ほど
- ひとこと:食べる前に「お米を作ってくれた人、ありがとう」と声をそろえて言う
ボックスの内容は、小さなお子さんと一緒に作る前提の目安です。
ごはんは熱いので、握るのは少し冷ましてからにしてください。
小さなお子さんには小さめに握り、よく噛んで食べているか見守ってあげてください。
お米や具材にアレルギーのあるお子さんは、食べられるものでアレンジしましょう。
家族にありがとうの手作りメッセージ
お子さんには、手紙か小さなメダルを作って渡す工作もおすすめです。
画用紙とペンがあれば、特別な材料はいりません。
低学年までは「ありがとう」の一言と絵で十分です。
高学年なら、なにに感謝しているのかを具体的に書いてみると、もらった側も嬉しくなります。
- 手紙・カード:画用紙、色えんぴつ。所要時間は10〜15分ほど
- ありがとうメダル:画用紙、はさみ、リボンかひも。所要時間は20分ほど
- 作り方の例:丸く切った画用紙2枚で、ひもをはさんで貼り合わせる(穴あけパンチがあれば穴を開けて通してもOK)
- 渡す相手の例:パパ、ママ、祖父母、先生、いつも来る配達の人
はさみを使う作業は、小さなお子さんなら大人が見守りながら行ってください。
メダルのひもは長くしすぎず、遊ぶときは首から外すようにすると安心です。
小さなお子さんには、首にかけず手で渡す形にするとより安心です。
保育園や学校で作ってきたものを持ち帰ったときは、まず「ありがとう」と受け取ってから飾ると、気持ちが伝わった実感につながります。
渡す相手が遠くにいる場合は、写真に撮って送るだけでも気持ちは伝わります。
親が先に「ありがとう」を言ってみる
子どもに「感謝しなさい」と言う前に、親が先に言葉にするのが近道だと感じています。
子どもは、大人の言い方をよく見ているからです。
日常のなかで言える一言を、いくつか挙げておきます。
- パートナーへ:「毎日お仕事ありがとう。助かってるよ」
- 祖父母へ:「昔から働いてくれたおかげで、今の私たちがいるね。ありがとう」
- 先生へ:「いつも子どもを見てくださってありがとうございます」
- 配達の方・お店の人へ:「いつもありがとうございます」と、受け取るときにひとこと
先生への一言は、連絡帳やお手紙に書く形でも大丈夫です。
声に出す場面を子どもに見せることが、身近な「お手本」になります。
勤労感謝の日の豆知識と、よくある疑問
最後に、お子さんから出やすい質問をまとめて答えておきます。
「祝日になった理由」や「世界にもあるの?」といった疑問は、休み時間のおしゃべりの種にもなります。
わからないことが出たときは、無理に答えず「あとで一緒に調べよう」と言うのも、親子の自由研究のきっかけになります。
お休みなのは働いている人も?
祝日でも、お店や乗り物など、お休みでも働いてくれている人がたくさんいます。
休日の細かい扱いは職場や業種によって違うので、「お休みの人もいれば、働いている人もいるんだよ」と話すのが無難です。
「だから、ありがとうを言う意味があるんだね」と、子どもと話してみてください。
外国にも似た日はある?
収穫に感謝する日は、世界のいろいろな国にあります。
アメリカの感謝祭が有名なので、高学年のお子さんなら調べ学習の入り口にもなります。
日本の勤労感謝の日が、収穫への感謝と働く人への感謝の両方を含んでいる、という違いに気づけると面白いです。
まとめ:勤労感謝の日は、家族みんなで「ありがとう」を言う日
勤労感謝の日の説明は、「働いている人にありがとうを言う日」だけで十分伝わります。
2026年は11月23日(月)で、11/21(土)〜23(月)の3連休です。
由来は新嘗祭で、1948年に祝日法で国民の祝日になりました。
年齢に合わせた言い方と、家でできる「新米を味わう」「手作りメッセージ」「親が先に言う感謝」を、連休のどこかで試してみてくださいね。
- 説明の基本:働いている人にありがとうを言う日
- 2026年:11月23日(月)・11/21〜23の3連休
- 由来:新嘗祭。1948年に「勤労感謝の日」に
- 家でできること:新米を味わう、手作りメッセージ、親が先に感謝を伝える
ボックスは、ご家族でそのまま共有できるようにまとめたものです。
お子さんの「なんで?」を楽しむ連休になりますように。
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