正月の玄関飾りの定番といえば門松ですね。
ですが飾りたいけれど玄関のどこに飾ればいいのか?
また門松を飾る意味や、飾る時期など…なんとなくしかわからないという人のために、門松について調べてみました。
そして最近では手作りの門松で新年を迎える家庭も多く、門松の簡単な作り方も紹介します。
門松の玄関での飾り方は?
門松は年神様を迎えるための目印となり、家の門や玄関に左右対称に飾ります。
門松にオスとメスがあることをご存知でしたか?
- 雄松→黒松が使われていて、特徴としては樹皮が黒っぽく、葉が硬くて太い
- 雌松→赤松が使われていて、特徴は樹皮が赤っぽく、葉が柔らかくて細い
飾り方は、門松を左右対称に飾ります。
でも、どちらにどっちを置いたらいいのか、わからない人は多いのではないでしょうか?
一般的には、門に向かって左が雄松、右に雌松というのが門松の飾り方です。
普通の門松は一対で飾るのですが、玄関のスペースに余裕がない場合には1基(1本)だけで飾ることもできます。
門松を飾る意味は?
門松はなんのために飾るのでしょうか。
門松は年神様が家々を訪れる際に目印となるので、年神様が迷わないように門松を玄関などの入り口に飾ります。
門松を置くことで「我が家は神様をお迎えする準備ができています。」とお伝えしているのです。
門松を飾る時期は?
12月13日は、正月を迎える準備を始める日とされている正月事始めです。
ですから飾る時期としては、正月飾りは12月13日以降に飾りましょう。
一般的にクリスマスが終わった26日頃に飾る家庭も多いようですが、12月28日は末広がりの八なので、この日に門松を飾ると縁起が良いとも言われています。
また飾るのを避けた方がよい日は、「苦」を連想させる29日、新年まで1日しかない31日は一夜飾りになってしまうため、縁起か悪いとされています。
門松の簡単な作り方は?
気持ちのこもった手作りの門松で年神様をお迎えするのも素敵ではないでしょうか?
ちょっと本格的な門松や、100均の材料でアレンジ、紙などを使い簡単に作れるかわいい門松など、世界に一つだけの門松を飾って新しい年を迎えるのも楽しいですね!
材料が揃っていて、届いたらすぐに作れる門松の手作りキットもあります!
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そうは言っても、年末年始は何かと忙しいですよね!
手作りはやっぱり無理だけど門松は飾りたいという方に、比較的安価だけど見栄えのする門松を探してみました。
また、門松を飾りたいけれど、玄関が狭いなどの事情で飾ることができない方には、掛け軸タイプの門松もあるのをご存じですか?
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参考にしてみてくださいね!
門松は玄関にいつまで飾る?
年が明けて、門松をいつまで飾るのでしょうか?
片付ける時期は地域によっても違いがあります。
正月を祝い、松の飾りを飾っておく『松の内』の期間は、そのまま門松を飾っておきましょう。
関東地方では、1月7日までが松の内の期間で『松納め』と呼ばれ、松納めの前夜には片付けるのが一般的です。
関西地方では、1月15日までが松の内とされる地域と、1月20日までの地域もあり、その地域によって門松を片付ける時期に違いがあります。
正月飾りの処分法は?
正月飾りは1月15日前後に神社で行われる『どんど焼き』で燃やすことができます。
どんど焼きの日にちは地域によってばらつきがあるので、事前に神社に確認しておきましょう。
どんど焼きにも意味があるのをご存知でしてか?
自分の家に来てくださった年神様を、正月飾りを燃やした煙とともに見送る火祭りがどんど焼きです。
燃やす習慣がない地域の方は、燃えるゴミとして捨てましょう。
捨てる際に気をつけることは、素材にプラスチックや針金などが含まれている場合には分別が必要なので、お住まいの地域の分別方法に従ってください。
また神社によっても、プラスチックや燃えない素材の含まれる飾りは受付していないところもあるので、事前に神社に相談するとよいでしょう。
まとめ
門松は年神様が迷わないためのと、「我が家は神様をお迎えする準備ができています。」とお伝えする目印でもあります。
一般的には一対で飾りますが、玄関スペースに余裕がない場合には1基(1本)でも大丈夫です。
飾る時期や、処分方法などもお伝えしました。
量販店などではいろいろな大きさやデザインの門松が売っていますが、自分の好きなイメージで手作りしてみるのも素敵ですね!
年神様が新しい1年に幸福を与えてくれるように、気持ちを込めて手作りに挑戦してみるのはいかがでしょうか?
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