海などで見かけるヤドカリってかわいいですよね!
子供とヤドカリを飼育できたら楽しそうだと思いませんか?
でもその前に、ヤドカリは生き物ですから、きちんと飼育できる知識は備えておきたいものです。
そこで今回は、
- ヤドカリの食べ物は何?
- ヤドカリの生態をわかりやすく解説!
- ヤドカリの飼育グッズは100均で揃う?
- ヤドカリの長生きする飼育方法
をお伝えしてきます!
ぜひ最後まで読んでください。
ヤドカリの食べ物は何?
ペットショップやインターネットで販売されている、人工のペットフードがあります。
ヤドカリ用のものやザリガニ用の物を与えることができます。
その他にも、しらすや小魚、海藻類、野菜や果物を与えることができます。
栄養バランスも考えるなら、これらの食材を偏ることなく、ローテーションであげるといいと思います。
私のおすすめは、
- しらす
- キュウリ・リンゴ・にんじん
- 海藻類は、ワカメを塩抜きしたもの
上記の他に、ヤドカリ用のペットフードをたまにあげるのがおすすめです。
人工ペットフードは、栄養バランスが考えられているため、たまにあげるといいと思います。
どの食材にしても、水質が悪くならないように、数日で入れ替えるようにしてください。
ヤドカリの生態をわかりやすく解説!
ヤドカリは、十脚目ヤドカリ上科に分類される甲殻類です。
雑食性で、生物の死骸や細かなごみも食べるので、「海の掃除屋」とも言われているそうです。
体が大きくなると窮屈になった外皮を脱ぎ、それを繰り返す事で、成長していきます。
脱皮が終わると、体が一回り大きくなるので、貝殻も引っ越す必要があります。
ヤドカリといえば、貝殻の引越しのイメージが強いですよね。
まずヤドカリは、空の貝殻を見つけると、大きさが自分に合っているか、壊れていないか等を脚やハサミを使って確認し、中に入っている小石や砂利を取り出して掃除します。
そして、古い貝殻から引っ越します。
引っ越しの後、腹部を使って殻の内部に問題がないか確認します。
そこで異常があれば、元の古い殻に戻ることがあります。
サイズが合わないと、成長が阻害されてしまったり、外敵に襲われたときに、全身を隠して身を守ることができません。
その為、引っ越し先の貝殻は慎重に選ばないといけないんですね。
ヤドカリの飼育グッズは100均で揃う?
100均で購入できる飼育グッズはあります。
ご紹介していきますね!
1. 大きめなピンセット
餌の回収をするときに使います。
2. 霧吹き
水槽の湿度管理に使います。
3. スコップ(穴がたくさん空いたもの)
水槽の掃除の時に使います。
砂を回収するときに、穴が開いているものだと水切りができて便利です。
4.バケツ
普段掃除に使っているものとは分けたほうが衛生的かと思います。
5.ザル
洗った砂を水切りするときに使います。
上記の5点は100均でも買えるので、見てみてください♪
ヤドカリの長生きする飼育方法
ここではヤドカリが長生きする飼育方法をご紹介します。
いろいろなサイズの貝殻を揃える
実は、ヤドカリの死因で、意外にも多いのが、引っ越しの為の自分に合った新しい貝殻がなかった事です。
その為、いろいろなサイズの貝殻を揃えて、ヤドカリが自分で選べるようにしてあげましょう。
海で拾ってきてもいいですし、ネットショップでも販売しています。
子供と海に行って、貝殻を探すのも楽しいですよ!
ネットショップにも、かわいい柄のものも多いので、そちらで選ぶのも楽しそうですね♪
ぜひチェックしてみてください!
使うときは、水できれいに洗ってから、熱湯で消毒し、よく乾かしておきましょう。
子供と選んだ貝殻に引っ越ししてくれた姿を見ると、とっても嬉しいですし、かわいく感じるものです。
子供もとても嬉しそうにしてました^^
大きめの水槽を用意する
水槽が狭いと、ヤドカリはストレスを感じます。
なので水槽の大きさはストレスにならないよう、大きめの物を用意してあげるといいです。
ヒーターを用意する・冷房が直接当たらない位置に水槽を置く
温度管理も重要です。
ヤドカリは寒さが苦手な種類が多いので、冬場などは、水槽の温度を一定に保てるように、ヒーターを使ってあたためてあげてください。
夏は、直接冷房が当たるところに水槽をおいていると、水槽内が寒くなってしまうので、気を付けてあげてください。
まとめ
今回は、ヤドカリについてご紹介しました♪
- 食べ物は、人工ペットフード、しらすや小魚、海藻類、野菜果物をバランスよく与えること
- ヤドカリは、成長を阻害されないようにする為、そして外敵から身を守る為に
成長した自分のサイズに合う貝殻を慎重に選ぶ。
- 100均でも「大き目なピンセット」「霧吹き」「スコップ」「バケツ」「ザル」が購入できる
- 長生きできるように、「様々なサイズの貝殻」「大きめの水槽」「温度管理」が大切
ということが分かりましたね♪
ぜひ、ヤドカリを見つけて連れて帰った時には、長生きできるように大切に育ててあげてください。
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