海などで見かけるヤドカリってかわいいですよね!
子供とヤドカリを飼育できたら楽しそうだと思いませんか?
でもその前に、ヤドカリは生き物ですから、きちんと飼育できる知識は備えておきたいものです。
そこで今回は、
- ヤドカリの食べ物は何?
- ヤドカリの生態をわかりやすく解説!
- ヤドカリの飼育グッズは100均で揃う?
- ヤドカリの長生きする飼育方法
をお伝えしてきます!ぜひ最後まで読んでください。
ヤドカリの食べ物は何?
ヤドカリの食べ物は、ペットショップやインターネットで販売されている、人工のペットフードでOK!
ヤドカリ用のものやザリガニ用の物を与えることができます。
その他にも、しらすや小魚、海藻類、野菜や果物を与えることができます。
栄養バランスも考えるなら、これらの食材を偏ることなく、ローテーションであげるといいでしょう!
- しらす
- キュウリ・リンゴ・にんじん
- 海藻類は、ワカメを塩抜きしたもの
上記の他に、ヤドカリ用のペットフードをたまにあげるのがおすすめです。
人工ペットフードは、栄養バランスが考えられているため、たまにあげるといいとのことです。
どの食材にしても、水質が悪くならないように、数日で水を入れ替えるようにしてください。
ヤドカリの飼育グッズは100均で揃う?
ヤドカリの飼育グッズは、100均で購入できるものもあります!
紹介していきますね!
①大きめなピンセット
大きめなピンセットは、残した餌の回収をするときに使います。
先が曲がっているピンセットや、先が真っ直ぐなピンセットなどが用意されています!
衛生用品売り場やネイルグッズ売り場、ハンドメイドの売り場にあることが多いようです。
②霧吹き
霧吹きは、水槽の湿度管理に使います。スプレーボトルでも代用OKです!
水温が高くなったら霧吹きで水を吹きかけて調整します。
霧吹きは、園芸コーナーか洗濯コーナー、スプレーボトルは衛生用品やメイクコーナーにあることが多いみたいです。
③スコップ(穴がたくさん空いたもの)
穴あきスコップは、水槽の掃除のときに使います。スコップ以外にも、土砂フィルターや穴あきスプーンでも代用OKです!
砂を回収するときに、穴が開いているものだと水切りができて便利です。
穴あきスコップと土砂フィルターは園芸コーナー、穴あきスプーンはキッチングッズコーナーにあることが多いみたいですよ。
④バケツ
バケツは、水槽掃除のときに使います。普段掃除に使っているものとは分けたほうが衛生的かもしれないです。
最近では折り畳みのバケツも販売しています。価格は550円(税込)ですが、場所をとらないのはいいですよね。
バケツは、洗濯コーナーや園芸コーナーにあることが多いみたいです。
⑤ザル
ザルは、洗った砂を水切りするときに使います。
キッチン用品コーナーにあることが多いようです。
上記の5点はダイソーやセリアなどの100均でも買えるので、見てみてください♪
ヤドカリの生態をわかりやすく解説!
ヤドカリは、十脚目ヤドカリ上科に分類される甲殻類です。
雑食性で、生物の死骸や細かなごみも食べるので、「海の掃除屋」とも言われているそうです。
体が大きくなると窮屈になった外皮を脱ぎ、それを繰り返す事で、成長していきます。
脱皮が終わると、体が一回り大きくなるので、貝殻も引っ越す必要があります。
ヤドカリといえば、貝殻の引越しのイメージが強いですよね。
まずヤドカリは、空の貝殻を見つけると、大きさが自分に合っているか、壊れていないか等を脚やハサミを使って確認し、中に入っている小石や砂利を取り出して掃除します。
そして、古い貝殻から引っ越します。
引っ越しの後、腹部を使って殻の内部に問題がないか確認します。
そこで異常があれば、元の古い殻に戻ることがあります。
サイズが合わないと、成長が阻害されてしまったり、外敵に襲われたときに、全身を隠して身を守ることができません。
その為、引っ越し先の貝殻は慎重に選ばないといけないんですね。
ヤドカリの長生きする飼育方法
ここではヤドカリが長生きする飼育方法をご紹介します。
いろいろなサイズの貝殻を揃える
実は、ヤドカリの死因で、意外にも多いのが、引っ越しの為の自分に合った新しい貝殻がない事です。
その為、いろいろなサイズの貝殻を揃えて、ヤドカリが自分で選べるようにしてあげましょう。
海で拾ってきてもいいですし、ネットショップでも販売しています。
子供と海に行って、貝殻を探すのも楽しいですよ!
ネットショップにも、かわいい柄のものも多いので、そちらで選ぶのも楽しそうですね♪
使うときは、水できれいに洗ってから、熱湯で消毒し、よく乾かしておきましょう。
子供と選んだ貝殻に引っ越ししてくれた姿を見ると、とっても嬉しいですし、かわいく感じるものです。
大きめの水槽を用意する
水槽が狭いと、ヤドカリはストレスを感じます。
なので水槽の大きさはストレスにならないよう、大きめの水槽を用意してあげるといいです。
小さいな個体なら、30cm水槽くらいがいいみたいです。
ヒーターを用意する・冷房が直接当たらない位置に水槽を置く
温度管理も重要です。
ヤドカリは寒さが苦手な種類が多いので、冬場などは、水槽の温度を一定に保てるように、ヒーターを使ってあたためてあげてください。
こちらはヤドカリ愛好家に人気のヒーターで、水槽の外側に貼るタイプになります。
夏は、直接冷房が当たるところに水槽をおいていると、水槽内が寒くなってしまうので、気を付けてあげてください。
まとめ
今回は、ヤドカリについてご紹介しました♪
- 食べ物は、人工ペットフード、しらすや小魚、海藻類、野菜果物をバランスよく与えること
- 100均でも「大き目なピンセット」「霧吹き」「スコップ」「バケツ」「ザル」が購入できる
- ヤドカリは、成長を阻害されないようにする為、そして外敵から身を守る為に成長した自分のサイズに合う貝殻を慎重に選ぶ
- 長生きできるように、「様々なサイズの貝殻」「大きめの水槽」「温度管理」が大切
ということが分かりましたね♪
ぜひ、ヤドカリを見つけて連れて帰った時には、長生きできるように大切に育ててあげてください。
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