今回は潮干狩りで見かけるヤドカリを捕まえたときの飼い方についてです!
潮干狩りで見つけて、子供が気に入って持って帰ることになったけど
- 水は海水?水道水でも大丈夫なの?
- エサには何をあげたらいいの?
など、意外とヤドカリのことってわからないですよね。
そこでこの記事では、水道水でも大丈夫なのか、エサは何をあげたらいいのかについてお伝えします。
意外に可愛くておもしろいヤドカリを飼ってみたい方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
潮干狩りで捕まえたヤドカリの飼い方!水道水で大丈夫なの?
早速本題に入っていきましょう。
ヤドカリをペットで飼うにあたってまず気になるのは水ではないでしょうか。
同じ海に生息する生き物として代表的な生き物で、魚ですと水質管理などとても大変で水道水に入れてしまうとほとんどの場合すぐに死んでしまいます。
ではヤドカリはどうでしょうか。
結論を言うとヤドカリは水道水でも大丈夫です!
ただ、管理は水を入れて放置すればいいというわけではないようです。
水槽の温度は大体20度を目安に湿度は60%を保ってあげるのがいいです。
また、外骨格を形成するためにはミネラルが必要なのですが真水には含まれていませんので理想を言えば海水のほうが良いです。
人工海水など市販のものもあるのでぜひ検討してみてください。
加えて、真水で育てるときですが、一般の水道水には塩素が含まれていますので、煮沸などをして塩素を抜く作業が必要となってきます。
これを一般的にカルキ抜きという風に言ったりもするのですが、市販のカルキ抜き剤を使ってしまうとヤドカリは薬物に弱いため、カルキ・塩素を抜くときは薬ではなく煮沸をすることによってヤドカリの生活水を作るようにしてあげてください。
さらに詳しいことを知りたい方はショップに行ってみてそこでレクチャーしてもらうのがいいのもいいですね。
潮干狩りで捕まえたヤドカリのエサは何をあげる?頻度は?
ヤドカリは雑食性のため、他の生き物たちと比べて餌として食べてくれるものは非常に多いです。
主に以下の餌をよく与えます。
ペットフード
一つ目は、ペットショップやネットで購入できる、ペットフード等です。
ヤドカリ用やザリガニ用の物を与える事ができます。
ヤドカリの種類によってはペットフードをあまり好まない種類もいるようですが、栄養バランスが優れているので他のエサのプラスアルファとして用意してもいいでしょう。
小魚などの魚介類
次に魚介類です。
小魚やシラス、海藻類などで味付けのされていない、天然の物がいいでしょう。人間用のしょっぱいのは避けるようにしましょう。
手に入れるのが難しい場合は市販のわかめ等を水に浸して塩を抜いてから与えるのも良いそうです。
水槽内にそのまま入れておく場合には、水質が低下するのを防ぐため一週間以内に入れ替えるようにしましょう。
野菜や果物
最後は野菜や果物です。
リンゴもしくは人参、穀物などヤドカリの好む食べ物を、飽きないように日替わりなどで与えるのがおすすめです。毎日同じ食べ物だと飽きてしまうとは贅沢な生き物ですね。
ただこういった野菜や果物をペットと一緒に同じものを食べることができるというのはとても嬉しいことのように感じます。
ヤドカリの餌や長生きする飼育方法については、こちらの記事でも詳しく紹介しています!
ヤドカリの食べ物は何?飼育グッズは100均で揃えられるか長生きする飼育方法も紹介
潮干狩りで捕まえたヤドカリの寿命はどのくらい?
ヤドカリをペットとして飼育した場合は天敵がいないので野生のヤドカリよりも長生きです。
寿命は一般的に10年から20年ぐらいと言われています。意外と犬や猫と同じくらい生きてくれます。
潮干狩りで捕まえたヤドカリの飼い方まとめ
ヤドカリは色々なものを背負ってくれるのでとても見ていて楽しいです。
例えば透明な宿を用意してあげればそれを被って中身が見える状態で歩き回ることもありますし、綺麗な宿を用意してあげればその宿に身を収めキラキラ輝きながら動き回ります。
見ていて飽きないですね♪
ヤドカリならば誰かに禁止されることもありませんし、アレルギーが出ることもあまりありません。
ちなみにペットショップなどで購入するときは大体1,000円ぐらいするそうです!
珍しい種類のヤドカリになると10,000円を超えることもあるとか…
潮干狩りで見つけた皆さんは水槽などの環境さえ整えれば飼うことができますので、みなさんもヤドカリを飼うことを検討してみてくださいね!
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