土用の丑の日といえばうなぎ!今年も美味しいうなぎを食べたい!
気になる今年の秋の土用の丑の日はいつなのか、ご紹介します!
- 土用の丑の日ってそもそも何?
- どうしてうなぎを食べるようになったの?
そんな疑問も本文にて解説していきます。
土用の丑の日、もちろんうなぎは食べるけれど、うなぎだけでは何となく寂しい・・・
そんな風に感じたことありませんか?
うなぎと一緒に食べると良い食材や献立もご紹介していますので、今年の土用の丑の日、献立に困っている方はご参考にしてみてください♪
ぜひ最後までご覧ください!
2022年秋の土用の丑の日はいつ?春にもあるの?
今年の秋の土用の丑の日はいつなのでしょうか?
ずばり!秋の土用の丑の日は10月27日(木)となります!
また春の土用の丑の日は4月18日(月)、4月30日(土)です。
土用の丑の日といえば、うなぎを食べる日!
今年も美味しいうなぎが食べたいですね♪
因みに・・・
夏の土用の丑の日は7月23日(土)、8月4日(木)
冬の土用の丑の日は1月24日(月)
となっています。
土用の丑の日って1年に何回もあるの?!って驚いた方いらっしゃいませんか?
実は1年に4回以上はあります!
4回ある理由を次で解説しますね。
土用の丑の日の由来は?
そもそも土用の丑の日の「土用」って何なのでしょうか?
土用というのは中国が起源の陰陽五行説に由来する雑節と言われています。
中国では古代より万物は「木火土金水」の5つの元素から形作られると考えられていました。
その5つの元素を四季に割り当てた時、「木」を春、「火」を夏、「金」を秋、「水」を冬となり「土」は季節の変わり目、つまり立春・立夏・立秋・立冬の前18日間のことを示し、土用は年に4回、春夏秋冬それぞれにあります。
要するに・・・
- 春の土用
- 夏の土用
- 秋の土用
- 冬の土用
となるわけですね♪
また、雑節というのは1年を24等分した二十四節気のほかに、季節の移り変わりを的確に掴むために作られた特別な暦のことで、節分や八十八夜、彼岸などもこれにあたります。
そして丑の日というのは干支に由来しています。
大河ドラマや歴史小説などで「丑の刻」や「寅の刻」のように時間を干支で表現した言葉を聞いたことはありませんか?
日本では昔から干支で時間やそのほかのものを表現することがありました。
それは日にちも同じで、「丑の日」や「寅の日」と表していました。
月の1日目を「子の日」として12日目が「亥の日」となります。
つまり土用の丑の日というのは土用(立春・立夏・立秋・立冬の前18日間)の期間内に訪れる丑の日のことを言います。
12日周期で丑の日がある為、土用の18日の期間内に丑の日が2回訪れる場合もあるということです!
因みに、土用の丑の日といえば夏のイメージありませんか?
夏の土用が1番印象にあるのは、梅雨や気温の高い日が続き4つの土用の中でも、体調を崩しやすいためなのだとか。
土用の丑の日にうなぎを食べる理由
土用の丑の日といえば「うなぎ」というイメージですが、なぜうなぎを食べるようになったのでしょうか?
諸説あるようですが、1番有力とされているのが平賀源内の説。
江戸時代、初秋から冬にかけて旬を迎えるうなぎは、夏になると人気がなく、全く売れなかったのだとか。
今では考えられませんよね・・・
困り果てたうなぎ屋は平賀源内に相談しました。
平賀源内はエレキテルの発明で有名ですが、多彩な才能を持つ天才といわれていて、現在で言うコピーライターもしていたと言われています。
当時から丑の日には丑にちなんで「う」のつく食べ物を食べると良いとされており、その日が土用の丑の日だったことから、相談を受けた平賀源内は「本日土用の丑の日」とお店に貼り出しなさいとアドバイスをしました。
そのアドバイス通り、お店に貼り出したところお店は大繁盛したといわれています。
それから土用の丑の日にはうなぎを食べる習慣が広まったとされています。
土用の丑の日うなぎに合う献立
土用の丑の日にうなぎを食べる理由でも解説した通り、土用の丑の日は「う」の付く食食べ物を食べ、精をつけて無病息災を祈りました。
うなぎの他にも土用の丑の日に食べると良いものがあります。
その中からうなぎに合う献立、うなぎをメインに副菜として一緒に食べると良いものをご紹介します!
①梅干し
「うなぎと梅干しは食べ合わせが悪い」と昔から言われていますが、実は栄養的にも医学的にも問題ないそうです!
むしろ梅干しにも疲労回復・食欲増進に効果があるので、うなぎ同様夏バテにもいいです♪
②きゅうりの酢の物
こってりしたうなぎと一緒に食べるなら、やっぱりさっぱりした酢の物!
きゅうりは瓜科なので、丑の日にもぴったりです。
ピリ辛が好きな人はたこきゅうもおすすめです。
③しじみのお味噌汁
やはり和食といえば、はずせないのがお味噌汁ですよね?
中でもしじみは夏に旬を迎える土用しじみと冬に旬を迎える寒しじみがあります。
こちらも土用の丑の日に食べると良い食材です。
しじみは栄養価も高いのでおすすめです。
まとめ
ここまで土用の丑の日についてまとめてきましたが、最後にポイントのおさらいです!
- 2022年の土用の丑の日は6回ある
- 土用の丑の日とは立春・立夏・立秋・立冬の前18日の期間内に訪れる日付に干支を当てはめた丑の日のこと
- うなぎを食べる理由は、平賀源内の説が有力
今年の土用の丑の日も美味しいうなぎを食べて元気に過ごしましょう♪
最後までお読みいただきありがとうございました。