アカデミックガウンを着用する卒業式に憧れている人も多いのではないでしょうか?
アメリカでは定番のイメージですが、日本ではあまり見かけない印象です。
この記事では、アカデミックガウンを着る大学を紹介します。
関東・関西・愛知・九州など地域別にお伝えするので、ぜひ最後まで読んでください。
アカデミックガウンを着る大学は?地域別に紹介
卒業式にアカデミックガウンを着る大学はどこでしょうか?地域別に大学を紹介します。
また、日本の卒業式におけるアカデミックガウンの着用は、地域ごとに異なる伝統と文化を反映しています。
特に関東と関西では、その風習に顕著な違いが見られます。
日本各地の大学でのアカデミックガウン着用の伝統に焦点を当て、地域ごとの特色を紹介します。
アカデミックガウンを着る関東地方の大学
関東地方のアカデミックガウンを卒業式に着る主な大学・大学院はこちらです。
- 東京大学
- 東京工業大学
- 千葉大学
- 早稲田大学
- 上智大学
- 昭和女子大学
- 聖学院大学
- 立命館アジア太平洋大学
- 東洋英和女学院
東京大学や早稲田大学などの歴史ある大学では、アカデミックガウンを着用することが長い伝統とされており、学問への敬意を表すシンボルとなっています。
これらの大学では、ガウンの色やデザインが学部や学位によって異なることもあり、卒業式の厳粛な雰囲気をさらに高めています。
アカデミックガウンを着る関西地方の大学
関西地方のアカデミックガウンを卒業式に着る主な大学・大学院はこちらです。
- 京都大学
- 大阪大学
- 立命館大学
- 関西学院大学
関西地方では、京都大学や大阪大学などがアカデミックガウンの着用を推奨しています。
関西の大学では、学生自身がガウンをカスタマイズする文化が根付いていることが特徴です。
例えば、ガウンに学生自身の研究や趣味を象徴するバッジやアクセサリーを付けることで、個性を表現する学生もいます。
そのほかの地域だと、愛知だと『南山大学』九州だと『福岡女学院大学』などがあります。
アカデミックガウンの意義
アカデミックガウンを着ることは、単に伝統を守ること以上の意味を持ちます。
それは、長年の勉強と努力の成果を象徴し、学位の授与を祝う重要な儀式です。
また、卒業生が一丸となって新たなスタートを切る瞬間を、外見上も統一感を持って迎えることができます。
地域ごとの特色を活かしたアカデミックガウンの選択
アカデミックガウンを選ぶ際には、自分が所属する大学の伝統や文化を理解することが重要です。
また、地域の特色や大学の規定に合わせた選択を心がけることで、卒業式をより一層特別なものにすることができます。
アカデミックガウンの選び方
卒業式にアカデミックガウンを着用することは、多くの学生にとって特別な経験です。
ガウンを選ぶ際には、いくつかのポイントを考慮することが大切です。以下に、選択の際の主要なポイントを紹介します。
スタイルとデザイン
- 学校の伝統と規則を確認:選択する前に、所属する大学のアカデミックガウンに関する規則や伝統を確認しましょう。
- 学位や学部に応じた色とデザイン:多くの大学では、学位や学部によってガウンの色やデザインが異なります。自分の学位や学部に合ったガウンを選びましょう。
サイズ
- 正確なサイズを選ぶ:ガウンは、式典中に快適に過ごせるよう、適切なサイズを選ぶことが重要です。サイズが合っていないと、見た目にも影響します。
購入方法
- レンタル vs 購入:大学によっては、アカデミックガウンをレンタルするサービスがあります。一方で、記念に購入することも可能です。予算や今後の使用予定を考慮して選択しましょう。
- オンラインでの購入:オンラインショップでは、多様なスタイルのガウンが提供されています。購入前に、サイズや返品ポリシーを確認することが大切です。
アクセサリーの選択
- ストールやタッセル:ガウンに加えて、ストールやタッセルなどのアクセサリーを選ぶことで、さらに華やかな印象にすることができます。所属する学部や達成した学位を象徴する色を選ぶと良いでしょう。
アカデミックガウンを選ぶ過程は、卒業式への期待を高める楽しい時間となります。
自分に合ったガウンを選び、卒業式の日を特別なものにしましょう。
卒業式でのアカデミックガウン着用の注意点
卒業式は、学生生活の集大成を祝う重要なイベントであり、アカデミックガウンを適切に着用することはその一部です。
以下に、卒業式でのアカデミックガウン着用時のエチケットについていくつかのポイントを紹介します。
ガウンの着方
- フィット感を確認:ガウンは体にきちんとフィットしていることを確認しましょう。大きすぎたり小さすぎたりすると、見た目に影響します。
- 前開きの扱い:多くのガウンは前が開いており、中に着る衣服も見えるようになっています。そのため、下に着る衣服も式典にふさわしいものを選びましょう。
帽子の着用方法
- モートボードの位置:キャップ(モートボード)は、頭の平らな部分にしっかりと置き、前面が額の少し上にくるように調整します。キャップの平らな面は水平を保つようにしましょう。
- タッセルの位置:卒業式が始まる前は、タッセルをキャップの右側に置きます。式の途中で学位授与がある場合、その後にタッセルを左側に移動させるのが一般的な慣習です。
追加のアカデミックレガリア
- ストールやフードの着用:特定の学位や学部に属することを示すストールやフードがある場合は、それらも正しく着用します。これらのアイテムは、ガウンの上に正しい位置に配置する必要があります。
写真撮影時のポーズ
- 姿勢を正す:写真撮影時は、背筋を伸ばし、自信を持った姿勢で立つことが重要です。アカデミックガウンを美しく見せるためにも、良い姿勢を心がけましょう。
アカデミックガウンを着用することは、学生としての成果を祝福し、新たな未来への一歩を踏み出す象徴的な行為です。
これらのエチケットを守ることで、卒業式をより格式高く、記憶に残るものにすることができます。
まとめ
アカデミックガウンを卒業式に着る大学を紹介しました。
東大・京大は卒業式をテレビで放送されることもあるため、アカデミックガウン着用で有名です。
そのほか上智大学などのカトリック大学などがあります。
アカデミックガウンの着用は、大学ごとに決まり事があるそうなので、必ず学務に確認してください。
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