朝晩が涼しくなってくると、紅葉を見に少し遠くまで車で出かけたくなりますよね。

でも「東京から車で3時間や4時間って、実際どこまで行けるの?」と迷う方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、3時間前後なら群馬・栃木・山梨・長野・静岡、4時間前後なら新潟・福島・愛知・岐阜あたりまでが目安です。

ただし、所要時間は出発地や渋滞、休憩の取り方で大きく変わります。

この記事で紹介する時間は、あくまで目安として見てくださいね。

そこでこの記事では、

  • 東京から車で3時間・4時間で行ける場所の目安(所要時間の一覧表つき)
  • 休憩や渋滞を入れた「実際の到着時間」の考え方
  • 秋の紅葉も楽しめるおすすめ観光地5選
  • 東京から車で行けるおすすめ温泉5選
  • 紅葉の見頃早見表と長時間ドライブの注意点

をまとめてお届けします。

10月・11月の行楽の計画に、ぜひ役立ててくださいね。

東京から車で3時間・4時間でどこまで行ける?所要時間の一覧

東京から車で3時間・4時間でどこまで行けるかは、どの高速道路を使うかで大きく変わります。

東北道なら栃木・福島、関越道・上信越道なら群馬・新潟・長野、中央道なら山梨・長野、東名・新東名なら静岡・愛知という具合です。

下の表は、自治体や観光協会、旅行情報サイトなどの案内をもとに、時間の短い順に行き先を並べたものです。

数字の出どころによって起点が違うので、どこからの時間なのかも一緒に書いておきますね。

時間帯 行き先 所要時間の目安(起点)
2時間台まで めがね橋(群馬) 約1.5〜2時間(松井田妙義ICから約15分)
2時間台まで 箱根・強羅(神奈川) 約1.5〜2時間(東名 東京ICから約90分)
2時間台まで 鳴沢氷穴(山梨) 約2時間(河口湖ICから約20分)
2時間台まで 伊香保温泉(群馬) 約2時間(渋川伊香保ICから約30分)
2時間台まで 日光・神橋(栃木) 2時間強〜3時間弱(新宿から)
2時間台まで 那須(栃木) 2時間半〜3時間弱(新宿から)
2時間台まで 万座温泉(群馬) 約2時間40分(練馬ICから)
3時間台 下田(静岡) 約2時間50分〜3時間30分(東京から)
3時間台 湯西川温泉(栃木) 約3時間(今市ICから約60分)
3時間台 草津温泉(群馬) 約3時間〜3時間30分(東京から)
3時間台 郡山(福島) 約3時間15分(東北道経由)
3時間台 名古屋(愛知) 約3時間15分〜3時間45分(霞が関〜名古屋IC・休憩なし)
3時間台 戸倉上山田温泉(長野) 約3時間20分(東京都心から)
3時間台 新潟市(新潟) 約3時間20分(練馬IC〜新潟中央IC・休憩なし)
3時間台 福島(福島) 約3時間40分(東北道経由)
4時間前後 夢の吊り橋(静岡) 約3.5〜4時間(島田金谷ICから約90分)
4時間前後 阿寺渓谷(長野) 約4〜4.5時間(中津川ICから約40分)
4時間前後 仙台(宮城) 約4時間25分(東北道経由)

「○ICから」と書いた行は、家から高速道路に乗るまでの時間が入っていません。

都心の出発なら30〜40分ほど、郊外ならもう少し足して考えてくださいね。

距離で見てみると、練馬IC→新潟中央ICが301.7kmで約3時間23分です。

霞が関から名古屋ICまでは、高速道路のルート比較で新東名経由が328.3kmで約3時間15分、東名経由だと339.2kmで約3時間45分とされています。

このため、高速道路を休憩なしで走って3時間台に収まるのは、およそ300km前後までがひとつの目安になりそうです。

ただし実際には、家からICまでの時間、ICを降りてから目的地までの時間、休憩の時間がここに加わります。

ナビに出る時間より、到着は遅くなると考えておくほうが安心ですよ。

東京から車で3時間前後で行ける県

東京から車で3時間前後で行けるのは、群馬・栃木・山梨・長野・静岡の5県が目安です。

同じ県の中でも、どこへ行くかで時間はかなり変わります。

行き先の例を所要時間といっしょに並べてみました。

  • 群馬県:伊香保温泉(約2時間)、万座温泉(練馬ICから約2時間40分)、草津温泉(約3時間〜3時間30分)
  • 栃木県:日光(2時間強〜3時間弱)、那須(2時間半〜3時間弱)、湯西川温泉(約3時間)
  • 山梨県:富士五湖エリアの鳴沢氷穴(約2時間)
  • 長野県:戸倉上山田温泉(約3時間20分)
  • 静岡県:伊豆の下田(約2時間50分〜3時間30分)

群馬・栃木・山梨は、2時間台で着く人気の観光地も多いエリアです。

日帰りでも予定を組みやすいので、はじめての遠出にも向いていますね。

長野や伊豆の先のほうになると3時間を超えることが多いので、1泊も視野に入れておくと楽になります。

東京から車で4時間前後で行ける県

東京から車で4時間前後になると、新潟・福島・愛知・岐阜あたりまで届きます。

こちらも、県内のどこへ行くかで所要時間が大きく変わるので注意してくださいね。

  • 新潟県:新潟市(新潟中央ICまで練馬ICから約3時間20分・高速の区間のみ)
  • 福島県:郡山(約3時間15分)、福島(約3時間40分)
  • 愛知県:名古屋(名古屋ICまで霞が関から約3時間15分〜3時間45分・休憩なし)
  • 岐阜県:中央道の中津川IC方面(ここで降りて長野県の阿寺渓谷へ向かうと、合わせて約4〜4.5時間)

新潟や名古屋は、高速道路を走るだけで3時間台かかります。

家からICまでと、ICを降りてからの時間を足すと、4時間前後になると考えておくとよさそうです。

北方面の仙台は約4時間25分なので、4時間圏を少し超えるイメージですね。

静岡県の寸又峡(夢の吊り橋)も約3.5〜4時間かかるので、同じ静岡でも伊豆より遠く感じるかもしれません。

所要時間が延びやすい条件(出発地・渋滞・休憩)

表の時間どおりに着けるとは限りません。

ずれが出る原因は、大きく分けて「出発地」「休憩」「渋滞」の3つです。

まず出発地について。

同じ都内でも、東北道や関越道に乗りやすい北側と、中央道や東名に乗りやすい西側・南側では、高速道路に乗るまでの時間が変わってきます。

次に休憩です。

NEXCO東日本の安全運転サイトでは「運転は、2時間に1回は休憩しよう」と呼びかけています。

3〜4時間の運転なら、少なくとも1〜2回は休憩をはさむことになりますよね。

トイレや飲み物の時間を考えると、到着は運転時間に30分〜1時間ほど足して考えておくと安心です。

そして一番読みにくいのが渋滞です。

たとえば2026年のシルバーウィーク(9月19日〜23日)には、NEXCO中日本が中央道下りの相模湖IC付近で最大45km、NEXCO東日本が関越道上りの坂戸西スマートIC付近で最大40kmの渋滞を予測していました。

これから秋に混みやすいのは、10月10日〜12日と11月21日〜23日の3連休、そして紅葉が見頃の週末です。

この時期を外して平日に動けるなら、それがいちばんの渋滞対策になります。

また、2026年度は連休や繁忙期に高速道路の休日割引が適用されません。

3連休に出かける予定なら、高速料金も少し多めに見ておきましょう。

着きたい時刻から出発時刻を逆算するときは、こんな順番で考えると失敗しにくいですよ。

  1. ナビや地図アプリで所要時間を調べる:例)3時間
  2. 休憩ぶんとして30分〜1時間を足す:例)3時間半〜4時間
  3. 連休や紅葉シーズンの休日は、渋滞ぶんの余裕をさらに見る:出かける前にNEXCO各社の渋滞予測をチェック
  4. 着きたい時刻から引いて出発時刻を決める:例)10時に着きたいなら6時〜6時半ごろ出発

帰り道も同じように、夕方の上り線は混みやすくなります。

「行きは早朝、帰りは早め」を意識するだけでも、疲れ方はずいぶん変わるはずです。

【時間別】東京から車で行けるおすすめ観光地5選【秋の紅葉も】

ここからは、東京から車で行けるおすすめの観光地を5つご紹介します。

選び方は、3〜4時間の遠出を軸にしつつ、「今日は渋滞が心配」という日に切り替えられる2時間台の近場も入れました。

見出しに所要時間を入れてあるので、その日の予定に合う場所を選んでくださいね。

紅葉の見頃や料金、駐車場、子連れで気をつけたいことも一緒にまとめています。

料金や時間は2026年9月時点の情報なので、出かける前に公式サイトで最新情報を確認してください。

①夢の吊り橋【静岡県・約3.5〜4時間】


※上のポストは2025年夏に実施されたツアーの告知で、現在は受付を終えています。

大井川鐵道は、本線の川根温泉笹間渡〜千頭間が不通になっていて、全線の再開は2029年春が目標とされています。

いま行くなら、車のほうが現実的でしょう。

静岡県川根本町の寸又峡にある「夢の吊り橋」は、エメラルドグリーンの湖面にかかる長さ90m・高さ約8mの吊り橋です。

一度に渡れるのは10人までで、足元がゆらゆらするスリルも人気の理由です。

恋愛成就のパワースポットとも言われていて、紅葉は例年11月中旬がピークになります。

東京からは約3.5〜4時間が目安で、島田金谷ICからも約90分かかります。

寸又峡では、2025年4月から協力金の制度が始まっています。

出かける前に、次のポイントを押さえておいてくださいね。

  • 寸又渓谷保全協力金:2025年4月から1人1日500円が基本(任意・現金)
  • 遊歩道の通行時間:2026年秋(8月31日〜12月6日)は7:00〜17:00(最終入場は1時間前の16:00)
  • 現地で歩く時間:第3駐車場から吊り橋まで徒歩約40分。飛龍橋をまわる一周コースは約90分で、急な下り階段と上り階段があります
  • 混雑日の待ち時間:最大約120分待ち(公式では最大3時間ほどになる場合もあると案内)。混雑時は一方通行
  • 駐車場:第3駐車場(タイムズ)は普通車1回500円でキャッシュレスのみ。第1・第2駐車場は現金も使える
  • 県道77号(川根寸又峡線):奥泉〜大間で、2026年9月28日〜2027年3月15日の実施日に時間を区切った通行止めあり

道路の規制は日によって変わるので、出発前に川根本町の道路情報を必ず確認しておきましょう。

歩く時間と待ち時間を合わせると、空いている日でも現地だけで2時間ほど、混雑日は3〜4時間みておく必要があります。

往復の運転が7〜8時間なので、日帰りはかなりハードです。

紅葉ピークの週末は特に待ち時間が長くなりやすいので、前日に近くで1泊して、朝のうちに渡る計画にすると気持ちに余裕ができます。

山道を1時間半歩くコースなので、歩きやすい靴で行ってくださいね。

吊り橋は揺れるので、小さなお子さんと渡るときは大人がすぐ前後について、ゆっくり進んでくださいね。

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②日光二荒山神社 神橋【栃木県・約2〜2.5時間】

日光二荒山神社の神橋は、栃木県日光市にある朱塗りの美しい橋で、世界遺産「日光の社寺」の一部です。

奈良時代に勝道上人が大谷川を渡ろうとしたとき、神が現れたという伝承が残る、神聖な場所として知られています。

神橋のある世界遺産エリアや市街地の紅葉は、例年11月上旬〜中旬が見頃です。

朱色の橋と紅葉の組み合わせは、写真好きの方にも人気がありますよ。

日光ICから約5分と近く、東京からは渋滞がなければ約2〜2.5時間が目安です。

実際に橋を渡るには渡橋料がかかるので、家族で行く前にチェックしておきましょう。

  • 渡橋料:大人300円、高校生200円、小中学生100円
  • 拝観時間(4〜10月):8:30〜16:30
  • 拝観時間(11〜3月):9:30〜15:30
  • 駐車場:神橋の専用駐車場はなく、隣の市営駐車場(普通車60台)は1日1回700円、繁忙期は1,000円

紅葉が見頃の11月は、拝観時間が短くなる時期と重なります。

午後に着くと慌ただしくなるので、午前中に神橋、そのあと日光の社寺めぐりという順番がおすすめです。

ただし、日光は紅葉シーズンの渋滞が全国でも有名な場所です。

日光市観光協会は、渋滞する10月中旬〜11月中旬の9時〜15時ごろはJR日光駅から神橋まで約90分(通常は5分ほど)、中禅寺湖までは120〜180分かかると案内しています。

この時期に行くなら、朝8時台には現地に着くつもりで出発しましょう。

栃木県と日光市は秋に臨時駐車場を開設する年もあるので、日光市の渋滞対策のページも見ておくと安心です。

東京から2時間台で着ける近さなので、今市ICから約60分の湯西川温泉に泊まる1泊コースにするのもいいですね。

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③碓氷第三橋梁(めがね橋)【群馬県・約1.5〜2時間】

碓氷第三橋梁、通称「めがね橋」は、群馬県安中市にあるレンガ造りのアーチ橋です。

1892年(明治25年)12月に完成して1893年に開通し、1993年に国の重要文化財に指定されました。

高さ31m・長さ91mの堂々とした姿は、秋の紅葉に囲まれるとひときわ映えます。

紅葉の見頃は11月上旬〜中旬です。

松井田妙義ICから約15分で、東京からは約1.5〜2時間が目安です。

見学は無料で、24時間・年中無休というのもありがたいところ。

橋の上に立つには123段の階段を上ります。

駐車場は普通車22台ぶんでトイレもあり、子連れでも立ち寄りやすい場所です。

ただ、台数は多くないので、紅葉シーズンの休日は早めに着くと安心ですね。

周辺には、廃線跡を歩ける遊歩道「アプトの道」が整備されています。

安中市の案内では、横川駅からめがね橋まで徒歩100分、熊ノ平で折り返すコースは全体で4時間ほどとされています。

小さなお子さんと一緒なら、めがね橋のまわりだけ歩いて引き返すくらいがちょうどいいでしょう。

東京から近いぶん、ここだけでは時間があまりがちです。

同じ群馬の伊香保温泉に寄ったり、上信越道でさらに先の戸倉上山田温泉方面へ足をのばしたりすると、1日たっぷり楽しめますよ。

めがね橋の詳細はこちらをチェック

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④鳴沢氷穴【山梨県・約2時間】


鳴沢氷穴(なるさわひょうけつ)は、山梨県南都留郡鳴沢村にある溶岩洞窟です。

864年(貞観6年)の富士山の噴火でできた洞窟で、全長は153mあります。

洞内の平均気温は3℃ほどで、「天然の冷蔵庫」とも呼ばれていますね。

秋でも中はかなり冷えるので、上着と歩きやすい靴を用意していきましょう。

河口湖ICから約20分で、東京からは約2時間が目安です。

子連れで行く場合に、いちばん気をつけたいのが年齢と身長の制限です。

公式の注意事項では、身長100cmに満たないお子さんは入洞できず、おんぶや抱っこでの入洞もできませんと案内されています。

公式のお知らせでは4歳未満のお子さんも同じ扱いとされているので、小さいお子さん連れの方は事前に問い合わせておくと確実です。

下の子がまだ小さいご家庭は、大人が交代で入るなどの作戦を立てておくと当日慌てずにすみますよ。

洞内は一周15分ほどと短いのですが、帰りは21mぶんの階段を一気に上ります。

石を積んだ階段が濡れていて滑りやすく、公式も「ヒールなどでは非常に危険」と注意しています。

一番低いところは天井が91cmしかないので、頭にも気をつけてくださいね。

  • 入洞料:大人350円、小学生以下200円
  • 駐車場:乗用車100台・無料
  • 営業時間(8月1日〜10月15日):9:00〜17:30
  • 営業時間(10月16日〜11月15日):9:00〜17:00
  • 営業時間(11月16日〜2月15日):9:00〜16:30

紅葉シーズンは、時期によって閉まる時間が早くなります。

東京から2時間ほどで着ける近さなので、河口湖周辺の観光と組み合わせて1日コースにするのがおすすめです。

鳴沢氷穴の詳細はこちらをチェック

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⑤阿寺渓谷【長野県・約4〜4.5時間】

阿寺渓谷は長野県木曽郡大桑村にあり、全長約15kmにわたって清流の阿寺川が流れています。

「阿寺ブルー」と呼ばれるエメラルドグリーンの水が特徴で、透明な水と切り立った岩が作る景色が見どころです。

紅葉の見頃は例年10月下旬〜11月上旬です。

中津川ICから約40分で、東京からは約4〜4.5時間が目安になります。

今回ご紹介する中では一番遠く、4時間を少し超えることもあるので、1泊の計画にすると無理がありません。

阿寺渓谷は、人が多い時期にマイカーの乗り入れが規制されます。

2026年の規制日は、夏季の7月18日〜9月6日と、秋の9月12〜13日・9月19〜23日(いずれも終日)です。

10〜11月の規制日は、2026年9月時点では村の案内に載っていません。

規制の日は、村営の有料駐車場(普通車1,000円)に車を停めて、シャトルバス(1席あたり往復1,500円・子ども料金の設定はなく、席を使う人数ぶんかかります)で渓谷へ向かいます。

紅葉の時期に規制が追加されることもあり得るので、出かける前に大桑村の案内を確認しておくと安心ですよ。

渓谷沿いのキャンプ場は、2026年は4月18日〜11月8日の営業です。

岩場や川べりは足元が滑りやすいので、子どもと歩くときは手の届く距離から離れないようにしてくださいね。

阿寺渓谷の詳細はこちらをチェック

阿寺渓谷のアクセスは?車やバスの所要時間をおすすめ周辺スポット
阿寺渓谷のアクセスは?車やバスの所要時間をおすすめ周辺スポット長野県の阿寺渓谷は、透明度抜群の川「阿寺ブルー」で有名な自然豊かな観光地です。 「都会の喧騒から離れて、きれいな川でのんびりしたい...

【時間別】東京から車で行けるおすすめ温泉5選

ここからは、東京から車で行けるおすすめの温泉をご紹介します。

5つの温泉は、東京からの距離がそれぞれ違います。

箱根と伊香保は2時間前後で着く近場、万座・湯西川・戸倉上山田は3時間前後かかるエリアです。

紅葉を見たあとに泊まる宿を探すときの参考にしてくださいね。

宿の料金は2026年9月時点の「〜円から」の目安で、時期やプランによって大きく変わります。

温泉の感じ方には個人差があるので、体調に合わせて無理のない入浴を心がけましょう。

①箱根強羅温泉「季の湯 雪月花」【神奈川県・約1.5〜2時間】

上のポストで紹介されているのは、雪月花の別邸「翠雲」です。

ここでご紹介するのは本館の「季の湯 雪月花」になります。

箱根は東名の東京ICから約90分(厚木IC・箱根口IC経由)と近く、「遠出は渋滞が心配」「帰りを楽にしたい」という日の選択肢になります。

ただし紅葉シーズンの休日は箱根も渋滞で時間が延びやすいので、早めの出発を意識してくださいね。

「季の湯 雪月花」は強羅駅から徒歩1分の宿で、全158室すべてに檜の露天風呂がついています。

大浴場と3つの貸切露天風呂もあり、部屋のお風呂と湯めぐりの両方を楽しめます。

料金は予約サイトの目安で1泊2食つき1人20,350円から(2名利用)ですが、時期によって大きく変わります。

無料駐車場が79台あるので、車で行きやすいのも助かりますね。

設備やプランは変わることがあるので、予約の前に公式サイトや予約サイトで確認してください。

箱根強羅温泉「季の湯 雪月花」の詳細をチェック

②大江戸温泉物語Premium 伊香保【群馬県・約2時間】

群馬県の伊香保温泉にある「大江戸温泉物語Premium 伊香保」は、2025年7月7日にリニューアルして今の名前になりました。

以前の「大江戸温泉物語 伊香保」から改称しているので、検索するときは新しい名前で探してみてくださいね。

客室は全40室で、伊香保名物の石段街までは徒歩約10分です。

料金は予約サイトの目安で、1泊2食つき1人18,000円からとなっています。

渋川伊香保ICから約30分で、東京からは約2時間です。

近いだけでなく、草津や万座と組み合わせやすい場所にあるのも便利なところ。

草津温泉へは渋川伊香保ICから約60km・約2時間なので、1日目は伊香保で石段街の散策、2日目は草津へという旅の組み立ても楽しそうですね。

同じ群馬のめがね橋と組み合わせるのもおすすめです。

大江戸温泉物語Premium 伊香保の詳細はこちらをチェック

③万座温泉【群馬県・練馬ICから約2時間40分】

上のポストの「ホテル聚楽」は、現在は「万座ホテルジュラク」という表記で営業しています。

万座温泉は群馬県嬬恋村にある、標高約1,800mの高地の温泉地です。

硫黄泉で知られていて、白く濁ったお湯と高原らしい景色が楽しめます。

関越道の練馬ICから渋川伊香保IC経由で約2時間40分が目安なので、都心からは3時間前後を見ておくと安心です。

この記事で紹介するスポットの中で、紅葉が一番早いのが万座です。

9月下旬に色づき始めて、見頃は例年10月上旬〜中旬(10日ごろがピークとされています)です。

「10月のうちに紅葉を見たい」という方は、まず万座を候補に入れてみてくださいね。

標高が高いぶん、秋でも朝晩はかなり冷え込みます。

平地の感覚で薄着のまま行かず、上着を1枚多めに持っていきましょう。

もうひとつ注意したいのが、冬の道路の閉鎖です。

万座へ向かう国道292号と県道466号は冬のあいだ閉鎖され、前のシーズンは2025年11月12日〜2026年4月22日が閉鎖期間でした。

冬は上田菅平ICから有料の万座ハイウェーを通るルートになります。

2026〜27年の冬の閉鎖日はまだ発表されていないので(2026年9月時点)、11月に入ってから行く場合は道路情報を必ず確認してください。

硫黄の香りが強い温泉地なので、体調に合わせて無理なく入浴してくださいね。

万座温泉の詳細はこちらをチェック

④湯西川温泉【栃木県・約3時間】

湯西川温泉は、栃木県日光市の山あいにある温泉地です。

平家の落人伝説が残る歴史ある温泉地として知られていて、「平家の里」で当時の暮らしぶりにふれることもできます。

今市ICから約60分で、東京からは約3時間が目安です。

日光の神橋から足をのばせる距離なので、「1日目は日光で紅葉、夜は湯西川に泊まる」という組み合わせがおすすめですよ。

冬の名物「かまくら祭」は、次回は2027年1月29日〜2月28日に開催される予定です。

秋に下見をかねて泊まって、冬にもう一度訪れるのも楽しいかもしれませんね。

泉質や入浴の条件は宿によって違うので、肌が敏感な方は予約の前に確認しておくと安心です。

湯西川温泉の詳細はこちらをチェック

⑤戸倉上山田温泉【長野県・約3時間20分】

戸倉上山田温泉は、長野県千曲市にある温泉地で、「美肌の湯」と紹介されることもあります。

昭和レトロな雰囲気が残る温泉街には、宿や飲食店が並んでいます。

坂城ICから約10分で、東京都心からは約3時間20分が目安です。

この温泉地の楽しみのひとつが、地元の人も通う外湯(共同浴場)めぐりです。

外湯の料金は施設ごとに違っていて、大人300〜800円程度が目安になります。

手ごろな外湯をいくつか挙げておきますね。

  • 戸倉観世温泉:大人300円
  • つるの湯:大人350円
  • かめ乃湯:大人400円(千曲市外の方)

子ども料金や営業日は施設ごとに違うので、行く前にそれぞれの案内で確認してくださいね。

周辺の観光では、国の名勝で重要文化的景観にも選ばれている「姨捨の棚田」や、善光寺方面を組み合わせるプランも人気です。

戸倉上山田温泉の詳細はこちらをチェック

秋に行くなら?紅葉の見頃早見表

ここまでご紹介した10スポットのうち、自治体や観光協会が見頃の目安を出している7か所を表にまとめました。

同じ「秋」でも、標高や場所によって見頃の時期はけっこう違います。

見頃に合わせて行き先を選べば、「行ってみたら緑だった」「もう散っていた」という残念な思いをしにくくなりますよ。

スポット 紅葉の見頃(例年) 所要時間の目安
万座温泉(群馬) 10月上旬〜中旬(10日ごろがピーク) 練馬ICから約2時間40分
阿寺渓谷(長野) 10月下旬〜11月上旬 約4〜4.5時間
日光二荒山神社 神橋(栃木) 11月上旬〜中旬 約2〜2.5時間
伊香保温泉(群馬) 10月下旬に色づき始め、11月上旬がピーク 約2時間
めがね橋(群馬) 11月上旬〜中旬 約1.5〜2時間
夢の吊り橋(静岡) 11月中旬がピーク 約3.5〜4時間
箱根・強羅(神奈川) 11月中旬〜下旬 約1.5〜2時間

表を見ると、10月上旬の万座から11月下旬の箱根・強羅まで、1か月半ほどかけて紅葉が移っていくのがわかりますね。

秋に何度か出かけられるなら、見頃の早い順に回るのがおすすめです。

10月上旬〜中旬は万座、10月下旬〜11月上旬は阿寺渓谷や伊香保、11月上旬〜中旬は神橋やめがね橋、11月中旬は夢の吊り橋、11月下旬は箱根という流れです。

「気づいたら11月も終わりそう」というときでも、近場の箱根ならまだ間に合う年が多いですよ。

湯西川温泉と戸倉上山田温泉(姨捨)は、公式の「例年の見頃」が見つからなかったので表から外しています。

紅葉の進み方はその年の気温によって前後します。

出かける直前に、各地の観光協会などが出している紅葉情報を確認してくださいね。

長時間ドライブの注意点

ここまで東京から3〜4時間で行ける観光地と温泉地をご紹介してきました。

最後に、長時間ドライブで気をつけたいことをまとめておきます。

片道3〜4時間の運転は、慣れている人でも思った以上に疲れるものです。

秋の行楽シーズンは道路も混みやすく、子連れならトイレや車酔いのことも気になりますよね。

さらに11月に入ると、山のほうでは雪や冬の通行止めも考えておく必要が出てきます。

出発前の準備から冬の道路情報まで、順番に見ていきましょう。

出発前と運転中の基本

まずは、どんなドライブでも押さえておきたい基本です。

当たり前のことばかりですが、長距離ほど効いてきます。

  • 出発前に道のりの計画を立てておく:休憩するSA・PAの候補も決めておくと安心
  • ガソリンは満タンにしておく:山あいの道はガソリンスタンドが少ないことも
  • 十分な睡眠をとり、体調を整えておく:早朝出発の前日は早めに寝る
  • 2時間に1回を目安に休憩する:疲れたと感じたら、それより前でも無理をせず休む

早く目的地に着きたいと焦ると、事故のもとになってしまいます。

時間に余裕をもって出かけることが、いちばんの安全対策ですね。

意外と見落としがちなのが、現金の用意です。

この記事で紹介した場所だけでも、寸又峡の協力金500円、阿寺渓谷の村営駐車場1,000円、戸倉上山田の外湯300〜800円と、現金しか使えない場面が続きます。

千円札と小銭は多めに持っていきましょう。

羽織るもの、歩きやすい靴、モバイルバッテリーもあると心強いですね。

日帰りか1泊か、迷ったときの目安

片道3時間を超える行き先なら、日帰りより1泊のほうが体はずっと楽だと思います。

片道3時間の運転に休憩を足すと、往復で7〜8時間ほどは車の中にいる計算になるからです。

帰りの渋滞にはまると、さらに延びることもありますよね。

運転を交代できる大人がいない場合や、小さなお子さんがいる場合は、なおさら1泊を考えてみてください。

反対に、めがね橋・鳴沢氷穴・神橋のように2時間前後で着く場所なら、日帰りでも組みやすいでしょう。

子連れドライブの工夫

子連れの長時間ドライブは、大人だけのときより休憩を多めにするくらいでちょうどいいですよ。

休憩のたびに声をかけてトイレに行っておくと、渋滞中に慌てずにすみます。

飲み物やおやつ、車内で遊べるものも手の届くところに用意しておきましょう。

寸又峡や万座のような山道は、平地より車に酔いやすい道です。

酔い止めを使うなら乗る30分ほど前に飲ませて、山道に入る前のSAで一度外の空気を吸っておくといいですよ。

においの強い車内芳香剤は避けて、こまめに換気をしてくださいね。

エチケット袋とタオルも、手の届くところに置いておくと安心です。

鳴沢氷穴の洞内や万座のような高地は秋でも冷えるので、子どもの上着は1枚多めに持っていくと安心です。

鳴沢氷穴の年齢・身長制限のように、スポットによっては子どもが入れない場合もあります。

行き先を決めたら、子どもの年齢で楽しめるかどうかも事前にチェックしておいてくださいね。

11月以降の山のほうへ行くときは冬の備えを

紅葉シーズンの後半にあたる11月以降は、山のほうで雪が降ったり路面が凍ったりすることがあります。

標高の高い場所へ行く予定なら、冬用タイヤが必要かどうかを出発前に確認しておきましょう。

冬のあいだ閉鎖される道路もあります。

たとえば万座温泉へ向かう国道292号は、前のシーズンは2025年11月12日から冬季閉鎖になりました。

山の道路情報は直前まで変わることがあるので、出発当日も確認してから出かけると安心です。

なお、記事内で紹介した施設・宿・イベント・ツアーは、営業状況や料金、通行規制、販売状況が変わる場合があります。

お出かけ前に公式サイトで最新情報を確認してくださいね。

体調管理と安全運転で、秋のドライブを思いきり楽しみましょう!

まとめ

東京から車で3〜4時間で行ける場所の目安と、秋におすすめの観光地・温泉をお伝えしました。

最後に、ポイントを振り返っておきましょう。

  • 3時間前後なら群馬・栃木・山梨・長野・静岡、4時間前後なら新潟・福島・愛知・岐阜あたりまでが目安
  • 高速道路を休憩なしで走って3時間台に収まるのは、およそ300km前後まで
  • 2時間に1回の休憩を入れると、到着は運転時間+30分〜1時間ほどが目安
  • 紅葉は万座(10月上旬〜中旬)から箱根・強羅(11月中旬〜下旬)まで、見頃の早い順に回るのがおすすめ
  • 鳴沢氷穴は身長100cm未満の子は入洞不可(抱っこ・おんぶも不可)、夢の吊り橋は協力金500円(任意)と道路規制を確認
  • 片道3時間を超えるなら1泊が楽。11月以降の山道は冬用タイヤと通行止めを確認

「どこまで行けるか」がわかると、行き先選びがぐっと楽しくなりますよね。

この記事が、秋の行楽の計画やお気に入りスポット探しの参考になればうれしいです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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