お正月にスマホを開いたら、LINEに「あけおめ!」「今年もよろしく」のメッセージがずらり。

でも今年は喪中だと、どう返したらいいのか手が止まってしまいますよね。

既読はついちゃったし、スタンプで返してもいいのかな…

先に結論をお伝えしますね。

喪中でも、LINEで届いた新年の挨拶には返信してOKです。

「おめでとう」などのお祝いの言葉を使わず、「新年のご挨拶ありがとう」「昨年はお世話になりました」「今年もよろしくね」と返すのが一般的なマナーとされています。

スタンプは一言添えればOK(お正月柄は避ける)、喪中の相手に送るなら「おめでとう」を抜いて「昨年はありがとう、今年もよろしく」で大丈夫です。

この記事では、葬儀社や郵便局の印刷サービスの解説をもとに、次の内容をまとめました。

  • 返信する・しないの判断早見表:状況別にどう返すかがひと目でわかる
  • 相手別の返信例文:友人・ママ友・職場・親戚・喪中を知らない相手・グループLINE
  • 使ってよい言葉・避けたい言葉の表:「あけおめ」「去年」の言い換え
  • スタンプの可否:一般に避けたほうがいいスタンプと添える一言
  • 喪中をLINEで知らせる文例と、相手が喪中のときに送る側のマナー

2027年のお正月を喪中で迎える方も、喪中の相手に送りたい方も、そのままコピーして使える例文を用意しました。

ぜひ参考にしてくださいね。

Contents
  1. 喪中でもLINEの新年の挨拶に返信してOK!判断早見表
  2. 【例文】喪中にLINEで「あけおめ」が来たときの返信
  3. 喪中のLINEで使ってよい言葉・避けたい言葉
  4. 喪中にLINEスタンプで返信してもいい?
  5. 喪中の人が自分からLINEで新年の挨拶を送るときは
  6. 喪中をLINEで知らせるときの文例と時期
  7. 相手が喪中のときにLINEで新年の挨拶を送るマナー
  8. 年賀状とLINEを両方もらったときの対応
  9. 喪中の範囲と期間の目安
  10. まとめ:喪中でもLINEは「お祝いの言葉を抜いて感謝」で返せばOK

喪中でもLINEの新年の挨拶に返信してOK!判断早見表

喪中のLINE返信でいちばん迷うのは、「そもそも返していいのか」ですよね。

喪中は、身内を亡くした人が「自分からはお祝いをしない」期間とされています。

相手から新年の挨拶を受け取ることは、マナー違反ではありません。

むしろLINEは既読がつくので、何も返さないままだと相手が「届いたかな」「何か悪いこと言ったかな」と気にしてしまうこともあります。

葬儀社などのマナー解説でも、LINEやメールは既読のまま放置せずに返信したほうがよいとされていますよ。

ここでは、喪中の考え方と、状況別の判断の目安をまとめました。

喪中は「自分からお祝いしない」期間。受け取るのは問題なし

喪中の年賀状を控えるのは、身内を亡くした年に、新年を祝う挨拶を自分から出すのを控えるためです。

「新年の挨拶をもらうこと」まで断るルールではないんですね。

LINEも同じ考え方で大丈夫です。

届いた挨拶にはお礼を伝え、お祝いの言葉だけを抜いて返せば失礼にはなりません。

ポイントをまとめると、次の3つです。

  • 返信はしてOK:既読のまま放置するより、短くてもお礼を返すほうが相手も安心
  • お祝いの言葉は使わない:「おめでとう」「あけおめ」「謹賀新年」などは避ける
  • 喪中を伝えるかは相手次第:親しい相手には一言添え、仕事関係ならお祝いの言葉を抜くだけでも伝わる

「喪中です」と書かないと失礼、というわけではありません。

相手との距離感で選んでくださいね。

返信する・しないの判断早見表

状況ごとの対応を、早見表にまとめました。

迷ったら、まずここを見てください。

こんなとき おすすめの対応
友人・ママ友から個別に「あけおめ」 LINEで返信。お祝いの言葉を抜いて、お礼と「今年もよろしく」を伝える
職場の上司・同僚から 丁寧語で短く返信。喪中を伝えるかは関係性で判断
相手が喪中を知らずに送ってきた 責めずにお礼を伝え、一言だけ喪中を添える。伝えずにお祝いの言葉を抜いて返すのもあり
親戚から(同じ故人で相手も喪中) お互い喪中なので「今年もよろしくね」だけで十分
グループLINEで一斉に「あけおめ」 みんなが返している流れなら短く1回返す。仕事関係のグループは個別に返すほうが丁寧
年賀状も届いた LINEはそのまま返信。年賀状には松の内が明けてから寒中見舞いを出す
スタンプだけが届いた スタンプで返すなら一言メッセージを添える。お正月柄のスタンプは避ける

どのケースでも共通しているのは、「お祝いの言葉を抜いて、感謝とこれからのお付き合いを伝える」ことです。

これさえ押さえておけば、大きく外すことはありませんよ。

返信のタイミングは?松の内を待たなくていい

年賀状の場合、喪中の人は松の内が明けてから寒中見舞いで返すのが一般的です。

でもLINEは、松の内を待たずにふつうに返信して大丈夫です。

LINEは会話のやりとりなので、何日も空けるとかえって「既読スルー」に見えてしまいます。

気持ちが落ち着かない時期なら、その日のうちでなくても構いません。

数日以内をめどに、短くても返しておくと安心ですね。

【例文】喪中にLINEで「あけおめ」が来たときの返信

ここからは、喪中のあなたがLINEで新年の挨拶を受け取ったときの返信例文を、相手別に紹介します。

どの例文も「おめでとう」「去年」を使わない形にしてあります。

相手の名前や思い出を一言足すと、コピペ感がなくなって気持ちが伝わりやすくなりますよ。

故人との続柄や亡くなった時期は、書いても書かなくても大丈夫です。

親しい相手には書き、職場や付き合いの浅い相手には「喪中のため」だけにするなど、使い分けてみてください。

友人への返信例文(カジュアル)

気心の知れた友人なら、ふだんのLINEと同じくらいの軽さで大丈夫です。

喪中だと伝えるときも、重くなりすぎないようにすると相手も返しやすくなります。

例文1:シンプルに返す

メッセージありがとう!
昨年はたくさんお世話になりました。
今年もよろしくね。

例文2:喪中を一言添える

新年のメッセージありがとう。
実は昨年、祖母が亡くなって喪中なので、お祝いの言葉は控えさせてね。
気にかけてくれてうれしかったです。
今年もよろしくね!

例文3:会う約束につなげる

LINEありがとう!
喪中なので新年のご挨拶は控えるけど、気持ちはとってもうれしいです。
落ち着いたらまたランチ行こうね。
今年もよろしく!

「気にしないでね」「うれしかった」と添えると、送ってくれた側の「しまった」という気持ちもやわらぎますよ。

ママ友への返信例文

ママ友は、仲がよくても友人ほどくだけすぎないほうが安心な関係ですよね。

子どもどうしのつながりもあるので、丁寧語をベースにやわらかく返すのがおすすめです。

例文4:丁寧めに返す

新年のご挨拶ありがとうございます。
昨年は◯◯(子どもの名前)がたくさんお世話になりました。
今年もどうぞよろしくお願いします。

例文5:喪中を伝える

ご丁寧にありがとうございます。
昨年、義父が亡くなったため、新年のご挨拶は控えさせていただいています。
3学期もどうぞよろしくお願いします。

ママ友に喪中を伝えるかどうかは、ふだんどこまで家庭の話をしているかで決めて大丈夫です。

伝えたくない場合は、例文4のようにお祝いの言葉を抜いて返すだけでも失礼にはなりにくいですよ。

職場の上司・同僚への返信例文

仕事関係の相手には、丁寧語で短くまとめるのが基本です。

長々と事情を書くより、お礼と「本年もよろしくお願いいたします」で締めるほうがすっきりします。

例文6:上司へ

新年のご挨拶をいただき、ありがとうございます。
喪中のため、お祝いの言葉は控えさせていただきます。
昨年中は大変お世話になりました。
本年もご指導のほど、よろしくお願いいたします。

例文7:同僚・先輩へ

メッセージありがとうございます。
昨年は何かと助けていただき、本当にありがとうございました。
本年もどうぞよろしくお願いします。

例文8:取引先など社外の方へ

ご丁寧なご挨拶をいただき、ありがとうございます。
私事ながら喪中につき、年始のご挨拶は控えさせていただきます。
昨年中は格別のお引き立てを賜り、心より御礼申し上げます。
本年も変わらぬお付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます。

職場でLINEを使うのは、同じ部署の上司や同僚が中心という方が多いかもしれませんね。

社外の方とLINEでやりとりしている場合は、例文8のようにメール並みの丁寧さにしておくと安心です。

親戚への返信例文

親戚からLINEが来るときは、同じ故人のことで相手も喪中というケースがよくあります。

お互い喪中なら、お祝いの言葉を抜いて「今年もよろしく」を伝えるだけで十分ですよ。

例文9:相手も喪中のとき

連絡ありがとう。
昨年は何かとありがとうございました。
寒い時期なので、体に気をつけてね。
今年もよろしくお願いします。

例文10:相手は喪中ではないとき

新年のご挨拶ありがとうございます。
昨年は父の葬儀の際、本当にお世話になりました。
喪中のため、お祝いの言葉は控えさせてくださいね。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

葬儀でお世話になった親戚には、そのお礼を一言入れると気持ちが伝わりやすいですね。

義実家への返信(自分の実家側が喪中のとき)

自分の実家側だけが喪中のときは、義実家のグループLINEに「あけおめ」が届くこともありますよね。

夫や子どもも喪中として扱うかは家庭によって違うので、年末のうちに夫と決めておくと安心です。

お義父さん お義母さん ご丁寧にありがとうございます。
喪中のため、新年のご挨拶は控えさせていただきますが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

相手が喪中を知らずに「あけおめ」を送ってきたとき

喪中はがきを出していない相手や、LINEだけのお付き合いの相手からは、事情を知らずに「あけおめ!」が届くこともありますよね。

このとき大切なのは、相手を責めるような書き方をしないことです。

送った側は悪気がないので、あとで喪中と知ると「悪いことをした」と気にしてしまいがちです。

  • まずお礼を伝える:メッセージをくれたこと自体に感謝する
  • 喪中はさらっと一言で:詳しい経緯まで書かなくてOK
  • 「気にしないでね」を添える:相手が謝りやすく、気まずさが残りにくい

喪中を伝えずに、お祝いの言葉を抜いて返すだけでも問題ありません。

相手との関係に合わせて選んでくださいね。

例文11:友人へ

あけおめLINEありがとう!
実は昨年、父が亡くなって喪中なんだ。
知らせてなかったから、気にしないでね。
連絡もらえてうれしかったよ。
今年もよろしくね。

例文12:丁寧に伝える

ご丁寧にありがとうございます。
昨年、母が他界しましたため、新年のご挨拶は控えさせていただいております。
お知らせが行き届かず、失礼いたしました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

「お知らせが行き届かず」と自分側の言葉にしておくと、相手が気を遣わずに済みますよ。

喪中のマナーは、いざというときに調べることが多いですよね。

冠婚葬祭の基本がまとまった本が1冊手元にあると、LINEの返信だけでなく、喪中はがきや法事のことまで確認できて心強いです。

グループLINEで一斉に「あけおめ」が来たとき

クラスの保護者グループや友人グループで「あけおめ」が次々に流れてくると、自分だけ黙っているのも気になりますよね。

グループLINEは、みんなが返信している流れなら短く1回だけ返すのが無難です。

逆に、発言する人が少ないグループなら、無理に書き込まなくても目立ちません。

仕事関係のグループは、グループには書き込まず、特にお世話になっている人にだけ個別に返すと丁寧です。

例文13:友人グループ

みんなメッセージありがとう!
喪中なのでお祝いの言葉は控えるけど、今年もよろしくね。
また集まれるのを楽しみにしてます。

例文14:保護者グループ

新年のご挨拶ありがとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

保護者グループのように人数が多い場では、喪中にあえて触れず、例文14のように「よろしくお願いします」だけにしておく方法もあります。

グループ全員に家庭の事情を知らせる必要はないので、気が進まなければこちらで大丈夫です。

子どもが友だちから「あけおめ」をもらったら?

小学生・中学生になると、自分のスマホやキッズケータイで友だちとLINEする子もいますよね。

喪中のお正月は、子どもあての「あけおめ」にどう返すかも迷いどころです。

子どもどうしのやりとりまで大人と同じにするかどうかは、家庭の考え方で決めて構いません。

もしお祝いの言葉を控えたい場合は、「ありがとう!今年もよろしくね」と返せばいいよ、と教えておくと子どもも迷いません。

お正月柄のスタンプを使っていいかも、年末のうちに家族で話しておくとスムーズですよ。

喪中のLINEで使ってよい言葉・避けたい言葉

喪中のLINEでいちばん気をつけたいのが、言葉選びです。

特に「あけおめ」は、ふだん何気なく使っているぶん、うっかり打ってしまいがちですよね。

一般に、喪中の挨拶では「おめでとう」や「賀」「祝」「慶」「寿」などのお祝いの意味がある言葉を避けるとされています。

また、「去年」の「去」のように、縁起が悪いとされる字を含む言葉も言い換えるのがマナーとされていますよ。

ここでは、送る前にさっと確認できるように表にまとめました。

避けたい言葉と言い換えの早見表

左の言葉が入っていたら、右の言い換えに置きかえてみてください。

避けたい言葉 言い換え例
あけましておめでとう・あけおめ 新年のご挨拶ありがとう・今年もよろしくね
新年おめでとうございます 本年もよろしくお願いいたします
謹賀新年・賀正・迎春 使わずに「昨年はお世話になりました」から書き始める
Happy New Year 今年もよろしく
去年・去年中 昨年・旧年・昨年中・旧年中
年賀(年賀LINEなど) 年始のご挨拶・新年のご挨拶
重ね重ね・たびたび 改めて・あわせて

迷ったときは、「ありがとう」「お世話になりました」「よろしくお願いします」の3つで組み立てると安心です。

この3つにはお祝いの意味がないので、喪中でも喪中の相手にも使えますよ。

忌み言葉・重ね言葉も一緒にチェック

忌み言葉は、縁起が悪いとされて改まった挨拶では避けられている言葉のことです。

新年の挨拶は「これからの一年」に向けた言葉なので、終わりや別れを連想させる言葉は一般に避けたほうがいいとされています。

送る前に、次のような言葉が入っていないか見てみてくださいね。

  • 別れ・終わりを連想させる言葉:去る・終わる・切れる・離れる・失う・消える
  • 衰えを連想させる言葉:滅びる・絶える・衰える・枯れる・倒れる・破れる・病む
  • 重ね言葉・続くことを連想させる言葉:重ね重ね・たびたび・くれぐれも・ますます・いろいろ・次々・再び・続く

重ね言葉は、「不幸が重なる」ことを連想させるとして、お悔やみの場面で避けられている言葉です。

喪中のLINEでは、「重ね重ねありがとう」を「改めてありがとう」にするなど、少し意識するだけで印象がやわらかくなりますよ。

「去年」は「昨年」に言い換えよう

意外と見落としやすいのが「去年」です。

「去る」という字が入っているため、新年の挨拶では「昨年」や「旧年」に言い換えるのが一般的とされています。

LINEだと予測変換で「去年」が先に出てくることも多いですよね。

  • 去年 → 昨年・旧年
  • 去年中 → 昨年中・旧年中
  • 去年はありがとう → 昨年はありがとう

この言い換えは喪中に限らず、ふだんの新年の挨拶でも使えるマナーです。

一度覚えておくと、毎年迷わずに済みますね。

喪中にLINEスタンプで返信してもいい?

LINEならではの悩みが、スタンプですよね。

結論からいうと、親しい友人や家族なら、スタンプを使うこと自体はマナー違反ではありません。

ただし、お正月らしい華やかなスタンプや「あけおめ」の文字が入ったスタンプは避けるのが無難とされています。

また、葬儀社などのマナー解説では、喪中のメッセージでは絵文字やスタンプなどの装飾を控えめにしたほうがよいとされています。

相手や場面によって使い分けるのがおすすめですよ。

スタンプだけで返すより、一言添えて

スタンプ1個だけをポンと返すと、相手によっては「そっけない」「怒ってる?」と受け取られることもあります。

スタンプを使うなら、短くても文章を1行添えておくと安心です。

スタンプに添える一言の例

メッセージありがとう!喪中なので簡単な返事でごめんね。今年もよろしく!

上司や取引先など目上の方には、スタンプは使わず文章だけで返すほうが無難です。

「親しい相手なら一言つきでスタンプOK、目上の方は文章のみ」と覚えておくとわかりやすいですね。

避けたいスタンプ・使いやすいスタンプ

スタンプを選ぶときは、絵柄の中の小さな文字まで確認するのがポイントです。

かわいい動物のスタンプでも、よく見ると「おめでとう」と書いてあることがあるので要注意ですよ。

一般に、次のようなスタンプは喪中のやりとりでは避けたほうがいいとされています。

  • お祝いの文字入り:「あけおめ」「おめでとう」「HAPPY NEW YEAR」「謹賀新年」
  • お正月の絵柄:門松・鏡餅・初日の出・干支のお祝いデザイン
  • 華やかな演出:花火・くす玉・キラキラのエフェクト

反対に使いやすいのは、「ありがとう」「よろしくお願いします」「お辞儀」など、お祝いの意味がないシンプルなスタンプです。

LINE STOREで「喪中」と検索すると、喪中の連絡や返信向けに作られたスタンプも見つかります。

ただ、喪中用のスタンプでも軽い印象になることがあるので、使うのは親しい相手に留めておくと安心ですよ。

喪中の人が自分からLINEで新年の挨拶を送るときは

喪中のときは、自分から新年の挨拶を送るのは控えるのが基本とされています。

年賀状を出さないのと同じで、「お祝いの挨拶を自分から発信しない」という考え方ですね。

とはいえ、毎年LINEで挨拶している相手や、仕事の連絡を兼ねたい相手など、送りたい場面もありますよね。

その場合は、お祝いの言葉を使わず、お礼とこれからのお付き合いをお願いする内容にすれば失礼にはなりにくいです。

自分から送るときの例文

自分から送るときは、「喪中のため新年のご挨拶は控えます」と先に伝えておくと、相手も「あけおめ」で返さずに済みます。

相手に気を遣わせないための一言として入れておくのがおすすめです。

例文15:友人へ

昨年はありがとう!
喪中なので新年のご挨拶は控えるけど、今年もよろしくね。

例文16:職場の方へ

昨年中は大変お世話になりました。
喪中のため、年始のご挨拶は控えさせていただきます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

自分から送るときも、スタンプはお祝いの絵柄を避け、文章をメインにするのが安心です。

喪中をLINEで知らせるときの文例と時期

「年明けにあけおめLINEが来たらどうしよう」と悩むなら、年内のうちに喪中をLINEで知らせておく方法もあります。

先に伝えておけば、相手も新年の挨拶の言葉を選べるので、お互いに気を遣わずに済みますよね。

ただ、LINEで喪中を知らせてよいのは、ふだんからLINEでやりとりしている親しい相手が中心です。

葬儀社などのマナー解説でも、会社の上司や取引先、年配の方には、LINEではなく喪中はがきで知らせるほうが無難とされています。

知らせる時期は11月〜12月上旬が目安

喪中をLINEで知らせる時期は、喪中はがきと同じく11月〜12月上旬が目安です。

相手が年賀状の準備を始める前に伝えるのが礼儀とされています。

年賀状をやりとりしている相手には、LINEで伝えたあとでも喪中はがきを出すほうが丁寧です。

年末に不幸があって年内に知らせられなかった場合は、無理をせず、年明けに届いたLINEへの返信で伝えれば大丈夫ですよ。

喪中を知らせるLINEの文例

喪中を知らせるLINEには、「誰が・いつ亡くなったか」と「新年の挨拶を控えること」を入れるのが基本です。

最後に「返信は気にしないでね」と添えると、相手に余計な気を遣わせずに済みます。

例文17:友人へ

突然の連絡でごめんね。
実は今年の◯月に祖父が亡くなったので、新年のご挨拶は控えさせてもらうね。
今年もありがとう。
来年もよろしくね。
返信は気にしないでね。

例文18:ママ友へ

いつもありがとうございます。
今年の◯月に父が亡くなりましたので、新年のご挨拶は控えさせていただきます。
来年もどうぞよろしくお願いします。
お返事はお気遣いなく。

例文19:グループLINEへ

【お知らせ】
今年の◯月に母が亡くなりましたので、新年のご挨拶は失礼させていただきます。
みなさん今年もありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。

喪中を知らせるLINEでは、スタンプや絵文字は使わず、文章だけで伝えるのがマナーとされています。

「喪中」ではなく、年賀状そのものをやめたいという場合は、年賀状じまいの伝え方も参考にしてみてくださいね。

年賀状断りのハガキを出す時期は?文例や年賀状辞退への返信例も紹介

相手が喪中のときにLINEで新年の挨拶を送るマナー

ここからは反対に、相手が喪中のときに送る側のマナーです。

年賀状の場合、喪中の相手には送らないのがマナーですよね。

一方でLINEは、ふだんからやりとりしている間柄なら、新年に連絡すること自体は問題ないとされています。

ただし、「あけおめ」「おめでとう」は使わず、感謝と「今年もよろしく」を伝えるのがポイントです。

相手は気持ちが沈んでいる時期かもしれないので、明るすぎるテンションや長文は避け、短めにまとめると気遣いが伝わりますよ。

喪中の相手に送る例文

喪中の相手には、「体を気づかう一言」を添えるとやさしい印象になります。

お正月らしい言葉のかわりに、寒さや体調を気づかう言葉を入れてみてくださいね。

例文20:友人へ

昨年はありがとう。
寒い時期だけど、無理しないでね。
今年もよろしくね。

例文21:ママ友へ

昨年は大変お世話になりました。
寒さが厳しいので、どうぞご自愛くださいね。
本年もよろしくお願いします。

例文22:職場の方へ

昨年中は大変お世話になりました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

例文23:ご無沙汰している知人へ

ご無沙汰しております。
昨年中はありがとうございました。
お変わりなくお過ごしでしょうか。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

喪中の相手へのLINEでは、スタンプも「ありがとう」「よろしく」などシンプルなものにしておくと安心です。

喪中の相手に品物でお気持ちを届けたい場合は、喪中見舞いのマナーもあわせてチェックしてみてください。

喪中見舞いに線香は迷惑?正しいマナーとお菓子など人気の品物を紹介

喪中と知らずに「あけおめ」を送ってしまったら

送ったあとで相手が喪中だったと気づき、ヒヤッとすることもありますよね。

知らずに送ってしまったのは仕方のないことなので、気づいた時点で短くお詫びすれば大丈夫です。

長々と謝るとかえって相手に気を遣わせるので、お詫びとお悔やみを一言ずつにまとめましょう。

例文24:知らずに送ってしまったとき

先ほどは事情を知らずにお祝いのメッセージを送ってしまい、ごめんなさい。
心よりお悔やみ申し上げます。
寒い時期なので、体に気をつけてね。

相手から喪中だと返信が来た場合も、同じように返せば十分です。

そのあとは、ふだんどおりのやりとりに戻して大丈夫ですよ。

年末の「よいお年を」は使っていい?

年末に喪中の相手へLINEを送るとき、「よいお年を」を使っていいのかも迷いますよね。

「よいお年を」は「よい年をお迎えください」という意味で、お祝いの言葉ではないため、使ってもよいとする解説もあります。

ただ、気になる場合は次のように言い換えると安心です。

  • 今年もお世話になりました:一年の感謝を伝える
  • 来年もよろしくお願いします:これからのお付き合いをお願いする
  • 寒くなるので体に気をつけてね:相手を気づかう一言

相手がどう受け止めるかは人それぞれなので、迷ったら言い換えるほうを選ぶと気持ちよく年を越せますね。

年賀状とLINEを両方もらったときの対応

同じ人から、年賀状とLINEの両方で新年の挨拶が届くこともありますよね。

この場合は、それぞれに合った方法で返すのが一般的です。

  • LINE:お祝いの言葉を抜いて、そのままLINEで返信する
  • 年賀状:松の内が明けてから、寒中見舞いで返事を出す

LINEの返信で「年賀状もありがとう。喪中なので、あらためて寒中見舞いでお返事するね」と一言添えておくと、相手も事情がわかって安心です。

2027年の寒中見舞いはいつからいつまで?

日本郵便の印刷サービスの解説によると、寒中見舞いは「松の内が明ける日から立春まで」に届くように出すのが目安です。

2027年のお正月でいうと、次のようになります。

地域 寒中見舞いが届く目安
関東など(松の内が1月7日まで) 1月8日以降〜立春(2月4日ごろ)の前まで
関西など(松の内が1月15日まで) 1月16日以降〜立春(2月4日ごろ)の前まで

※2026年9月時点で確認した日本郵便の印刷サービスの情報をもとにしています。

立春を過ぎてしまった場合は、「余寒見舞い」として2月末ごろまでに出す方法もあります。

寒中見舞いの文面には、年賀状へのお礼と、喪中のため新年の挨拶を控えたことを入れるのが一般的です。

寒中見舞いの文例

寒中お見舞い申し上げます
ご丁寧な年始のご挨拶をいただき ありがとうございました
昨年◯月に父◯◯が永眠いたしましたため 年始のご挨拶を控えさせていただきました
本年も変わらぬお付き合いのほど どうぞよろしくお願い申し上げます

はがきの文面では句読点を使わないことも多いので、上の例文もあえて句読点なしにしています。

句読点を使わないのはお祝いの挨拶の慣習なので、喪中のLINEはふだんどおり句読点を入れて大丈夫です(目上の方にも)。

喪中の範囲と期間の目安

そもそも「どこまでの親族が亡くなったら喪中なの?」「いつまで喪中なの?」と迷う方も多いですよね。

喪中の範囲と期間には、今は法律上の決まりはありません。

明治7年の太政官布告による「服忌令(ぶっきりょう)」という決まりが背景にありますが、昭和22年に廃止されています。

そのため、現在の喪中は、家族の考え方や地域の習慣で決めてよいものとされています。

ここでは、一般的な目安を紹介しますね。

喪中の範囲は2親等までが一般的

日本郵便の印刷サービスの解説では、喪に服するのは一般的に2親等までとされています。

具体的には、次のような続柄です。

  • 配偶者
  • 1親等:父母・義父母・子ども・子どもの配偶者
  • 2親等:祖父母・兄弟姉妹・兄弟姉妹の配偶者・孫など

ただし、祖父母や義理の兄弟姉妹が亡くなった場合は、喪中にするかどうか人によって分かれることも多いです。

同居していたか、どれくらい親しかったかによっても変わるので、家族で相談して決めると安心ですよ。

喪中期間は何か月?続柄別の目安

喪中の期間は、一般的には一周忌までの約1年間とされています。

日本郵便の印刷サービスの解説では、続柄別の目安は次のとおりです。

亡くなった方 喪中期間の目安
配偶者・父母・義父母・子ども・子どもの配偶者 12〜13か月
祖父母・兄弟姉妹・兄弟姉妹の配偶者・孫など 3〜6か月

葬儀社などの解説では続柄ごとにもっと細かい目安を示すものもあり、幅があります。

実際には、続柄にかかわらず「一周忌までの1年間」を喪中とする家庭も多いですよ。

新年の挨拶を控えるかどうかは、年末の時点で喪中かどうかを家族で決めておくと、お正月に慌てずに済みます。

年末ぎりぎりに不幸があった場合の考え方は、こちらの記事にまとめています。

12月31日に亡くなったら年賀状はどうなるの?喪中はがきはいつ出す?

宗教によって喪中の考え方は違う?

喪中や忌中の考え方は、宗教や宗派によっても違いがあります。

一般的には、次のように説明されています。

  • 仏教(一般的な宗派):四十九日法要までが忌中、一周忌までが喪中
  • 神道:五十日祭までが忌中
  • 浄土真宗:死を穢れとしない教えのため、喪中・忌中という考え方はないとされる
  • キリスト教:喪中や忌中という考え方はないとされる

浄土真宗やキリスト教の家庭でも、周りへの配慮として年賀状や新年の挨拶を控えるケースはよくあります。

相手の宗教がわからないときは、この記事で紹介した「お祝いの言葉を抜く」やり方にしておけば、どちらの場合でも失礼になりにくいですよ。

まとめ:喪中でもLINEは「お祝いの言葉を抜いて感謝」で返せばOK

喪中のときのLINEの新年の挨拶について、返信の判断から例文、スタンプ、送る側のマナーまでまとめました。

結局どうすればいいのか、ポイントをおさらいしますね。

  • 喪中でも返信はしてOK:既読のまま放置せず、数日以内をめどに返す
  • お祝いの言葉は使わない:「あけおめ」「おめでとう」「謹賀新年」は避け、「去年」は「昨年」に
  • 「ありがとう」「お世話になりました」「よろしく」で組み立てる:喪中でも喪中の相手にも使える
  • スタンプは一言添えて:お正月柄は避け、目上の方には文章だけで
  • 年賀状には寒中見舞い:2027年は関東なら1月8日以降、立春(2月4日ごろ)の前までに届くように

喪中のお正月は、気持ちの面でもいつもと違う時期ですよね。

完璧な文章でなくても、「連絡をくれてありがとう」という気持ちが伝われば十分です。

この記事の例文を、あなたの言葉に少しアレンジして使ってみてくださいね。

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