子供がある程度大きくなり、幼稚園や保育園に上がるようになると友達同士で事件を起こすことが度々あります。
この位の年齢といえば、がっつり自我が芽生えているとき。
例えばオモチャの取り合い一つとってもお互いに譲れず、ケガを負わせてしまったり、反対に負わされてしまったり…
そんな場面に直面することもあります。
先生から保護者に連絡が入り初めて事の顛末を知るわけですが親として、どのような対応をするのが最善なのでしょうか?
この記事では、正しい謝り方、特に電話での謝り方について詳しくお伝えします。
菓子折りを持参するときの相場についてもお話ししますので、子供のトラブルにどう対応したらいいのか悩まれている方は、ぜひ最後まで読んでくださいね。
子供のトラブル!正しい謝り方は?やり過ぎがちょうどいい?
子供がトラブルを起こしてしまった場合、親としてはどのように対応したらいいのでしょうか?
とあるケースを例にとってみます。
当時幼稚園の年長さんだったT君は、スイミングスクールでちょっとしたことからクラスメイトとケンカになってしまいます。
相手の子に押され転んで膝から出血。そのまま病院へ。
その後、スイミングスクールの上役の方からは謝罪がありましたが、相手の親からの謝罪はなし。
「子どもの喧嘩だから」と言われてしまえばそれまでですが…
こちらとしては、やるせないですよね。
お互いにわだかまりを残さないためにも、誠心誠意きちんと謝罪をした方が賢明です。
例え原因が双方にあったとしても、ケガを負わせてしまったのは事実なのでここは電話連絡だけではなく、菓子折りを持参して訪問するなどの丁寧な対応がより一層求められます。
子供がトラブルを起こして謝る場合には、自分で「やり過ぎかな?」と感じるくらいがでちょうどいいでしょう。
子供のトラブル!電話での謝り方
それではここで電話での謝り方はどういったものがいいのか考えてみましょう。
押さえるべきポイントは大まかに分けて3つあります。
- 相手のケガなどの様子を伺い、必要であれば治療費を検討
- 本人に直接謝らせる
- 親の責任も認める
仮にケガをさせてしまうような理由があっても、“ケガをさせた”という事実は謝る必要があります。
具体的な例を挙げてみると、
○○さんのご様子はいかがでしょうか?
本人に詳しく事情を問い正したところ、深く反省しております。
また親として日頃の行為を注意深く観察していなかった結果だと、
痛感しております。
改めて本人とお見舞いとお詫びに伺い治療費のご相談をさせていただきたいのですが、どうでしょうか?
誠意をもって責任を取る姿勢があることを伝えることで、被害者の家庭が少しでも安心できるようにしましょう。
そして、当事者である子供本人にも謝らせるというのも大事です。
「悪いことをしたら、謝る」という根本的なことを教えていくのに
いい機会だといえます。
また、子供同士のケンカだからといって子供だけが原因なわけではありませんよね。
親としては「見ていないところで勝手にケンカしてきたのに…」と思ってしまうかもしれません。
ですが、“監督不行き届き”という言葉もあるように、子供の起こしたトラブルは親の責任でもあるのです。
その事実を真摯に受け止め、謝罪することが大事です。
子供のトラブル!謝りに行くときの菓子折りの相場はいくら?
子供のトラブルでお詫びする際の菓子折り、どのくらいの金額のものを選べばいいのか迷いますよね。
相場としては3~5千円の予算の中で、あまり洒落ていない落ち着いた雰囲気の詰め合わせを選びましょう。
あまりにも華美な見た目のお菓子の詰め合わせだと、かえって真剣な謝罪の気持ちが伝わりにくくなります。
また、あまりにも高すぎるものもNGです。
謝罪するという時点で多少なり相手に気を遣わせてしまうものですが、さらに拍車をかけるのは良くないでしょう。
子供のトラブル正しい謝り方まとめ
これまで電話での謝罪の仕方や、菓子折りの相場など子供同氏のトラブルにおける一般的な謝罪の方法をお伝えしました。
大切なことは誠心誠意対応するということだと思います。
形式から多少ずれてしまっても、心からの謝罪の意というものは伝わります。
“誠意を込める”という意味では、出来れば電話のみの謝罪ではなく、相手の家に出向き直接謝罪した方が良いですね。
もちろん、大事にはしたくないといった理由から謝罪を断られるケースもあると思います。
断られているのにも関わらず無理矢理自宅にうかがえば、かえって心象は悪くなってしまいます。
そういった場合は無理せず、限られた手段の中で精一杯謝罪するように心がけましょう。
これは個人的な感想になってしまうのですが、もし自分が被害者の立場だとしたら自分の子供が病院に行くほどのケガを負わされてしまったら電話だけではなく、直接謝罪に来てもらいたいものです。
特にここできちんと関係を立て直しておかないと、その後の子供の交友関係にも関わってきます。
その後の関係が後腐れないものにするためにも、やはりきちんとした謝罪は必要になってきます。
子供同士のケンカに留まらず、大人同士の揉め事でも同じことが言えますね。
自分に非があると感じたら、素直に謝る。
人間関係を潤滑にするにはとても大事なことです。
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