ハロウィンは、毎年10月31日に世界各地で親しまれているイベントです。
近年、日本でもすっかり定着し、秋になるとかぼちゃの装飾やインテリアなどがいろいろなところで見られますね。
また海外の子どもたちと同じように、仮装の衣装をまとった子どもたちが「trick or treat!」(お菓子をくれないとイタズラするぞ!)とお菓子を貰いに近所のお家を回ることも秋の風物詩となっています。
今では当たり前の光景になっていますが、いつからハロウィンにお菓子が配られるようになったのでしょうか。
配られるお菓子の種類にどのような意味があるのか、またハロウィン伝統のお菓子についても調べてみました。
ハロウィンの伝統のお菓子ってある?
本場アイルランドでは、秋に収穫されるりんごを使ったデザート「キャンディアップル」が伝統菓子です。別名「トフィーアップル」とも呼ばれています。
クリスマスを追うようにボンフェイヤーに向けてトフィーアップルがロンドンスーパーに並び始めめした。初めて見た際には「りんご飴?」イギリス以外でもキャンディアップル等呼び方を変え活躍するらしいこの子、英国では秋のガイフォークスにちなんだ花火辺りに出回ります。そして一気にクリスマスへ。 pic.twitter.com/tsXljKeV0m
— motoko gram (@momogramo) September 18, 2020
昔からずっと変わらず、今でも大人気のお菓子です。
トフィーとはバターと砂糖を加熱して作るキャラメルのようなもので、それをりんごに絡めます。
他には、「キャンディコーン」というトウモロコシの形をしたカラフルなキャンディがあります。固めのものやグミタイプのものがあるようです。
ハロウィンでお菓子を配るようになったのはいつから?
子どもたちが仮装をし、近隣のお家を回りお菓子を貰うという風習は、古代ケルト民族が彷徨う死者の霊から身を守るために行っていた仮装が元になったと言われています。
また当時のキリスト教では、11月2日「死者の日」に、亡くなった家族や親類の霊を天国に導くために、子どもたちが仮面をつけて魂を供養するためのケーキ、「ソウルケーキ」をもらいに近隣のお家を回っていました。
その時に「ソウルケーキ」を差し出さないと、霊が暴れ出しイタズラをするとされていました。
ちなみに、子どもたち言う「trick or treat!」という言葉が生まれたのは、1900年代初期にいたずら好きな子どもが言い始めたのがきっかけとされています。
また1952年に公開されたディズニーの映画のセリフで「trick or treat!」が使われ、それが広く認知され、決まり文句となったようです。
ハロウィンの起源は?
ハロウィンの起源は、古代アイルランドのケルト人が、秋の収穫を祝い、悪霊などを追い出す宗教的な特別なお祭がはじまりだと言われています
ケルトの旧暦の元日は11月1日、その前日のハロウィンに死者の魂がよみがえり、その魂が幽霊や悪魔などの姿で生まれた家に帰ってくると信じられていました。
そして家に戻ったときに悪さをすると考えられていて、機嫌を損ねないように食べ物などを用意しておくのが伝統なのです。
また子どもたちがお化けや悪魔などの仮装をするのは、死者の魂に気づかれないためのようです。
ハロウィンで配るお菓子は種類によって意味がある?
ハロウィンで配るお菓子は、種類によって意味はあるのかを調べてみましたが、特に意味はないようです!
ハロウィンを行っている国々によってもお菓子が異なります。
イギリスでは、ハロウィンがりんごの収穫時期なので、キャンディーでりんごをコーティングした「タフィー・アップル」という、日本のリンゴ飴に似たお菓子が定番のようです。
他にもオーストリアでは、昔から「ヌガー」や「タフィー」というキャンディーを用意することが多いです。
日本では、キャンディーやクッキーが定番ですね!
ハロウィンで配るお菓子の種類に意味はないので、子どもたちが喜んでくれるお菓子を用意してあげましょう!
ハロウィンで配る定番のお菓子5選
ハロウィンが近くなると、スーパーなどではハロウィン用のお菓子で売り場が賑やかになりますね!
ネット通販でも子どもが喜びそうな可愛くて美味しいお菓子が種類豊富に揃っています。
そこでハロウィンに配る定番のお菓子を紹介します。
①ハロウィン 棒付きキャンディ 24本セット
かぼちゃやお化け、コウモリのデザインの可愛いキャンディー。
個別包装されているので衛生的です。
②リアライズプランニング ハロウィン クランチ チョコ 500g 個包装 約90個
コーンパフの入ったクランチチョコです。
かぼちゃやお化けなどハロウインにちなんだイラストの個包装。
③ハロウィン ハートクッキー
ハロウィンにちなんだ可愛いイラストのパッケージにハート型クッキーが5枚入っています。
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④やおきん ハロウィン うまい棒 HAPPYコンポタ味 30本入
子どもが大好きなうまい棒のハロウィンパッケージです。
人気アイテムなので、早めの購入をおすすめします。
⑤やおきん ハロウィンマシュマロプリン味 [1袋 177g(目安個数30個)入]
マシュマロも子どもに人気のあるお菓子の一つですね。
可愛いイラストの個包装です。
まとめ
ハロウィンは、子どもにとっては仮装をしたり、お菓子をたくさん貰ったりとワクワクするイベントです。
今年も子どもたちがどんな仮装をしてやって来るのか楽しみですね!
また、最近では大人も仮装をして街中を歩いたり、家族や仲間とパーティーをするという人も増えています。
由来や起源を知ると、今までとは違う捉え方でハロウィンを楽しむ幅が広がるかもしれませんね!
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