群馬県の人気観光スポット「碓氷第三橋梁(めがね橋)」は、秋の紅葉と赤レンガアーチのコントラストが圧巻です。
歴史的価値も高く、散策路「アプトの道」を歩けば、四季折々の自然とともにその雄大な姿を堪能できます。
横浜や都内から日帰りで行ける立地も魅力で、気軽に絶景を楽しめるのがポイントです。
本記事では、めがね橋の見どころやアクセス、周辺観光までまとめました。ぜひ最後まで読んでくださいね。
碓氷第三橋梁(めがね橋)とは?
群馬県安中市にある「碓氷第三橋梁(通称:めがね橋)」は、横浜や東京から車や電車でアクセスしやすい観光地のひとつです。
明治時代に造られたレンガ造りのアーチ橋で、その堂々とした姿はまるで時が止まったかのよう。
自然に囲まれた中で圧倒的な存在感を放ち、季節ごとに違った表情を見せてくれます。
日帰りの小旅行にもぴったりで、歴史と景観を同時に楽しめるのが大きな魅力です。
ここでは、めがね橋の特徴や見どころ、歴史的背景について詳しくご紹介します。
めがね橋の特徴と歴史
群馬県安中市にある「碓氷第三橋梁(通称:めがね橋)」は、日本最大級のレンガ造りアーチ橋です。
明治25年(1892年)に完成し、当時の最新技術を駆使して造られました。
その姿がめがねのように見えることから「めがね橋」と呼ばれるようになったんです。高さ約31メートル、長さ91メートルというスケールは圧巻で、間近で見るとその迫力に驚かされます。
現在は鉄道橋としての役目を終えていますが、国の重要文化財に指定され、観光スポットとして多くの人が訪れています。
アーチ構造の魅力と撮影スポット
めがね橋の魅力は、何といっても美しいアーチのライン。
レンガ造りの重厚感と、四季折々の自然に溶け込む姿がとても絵になります。
橋の下から見上げるとその壮大さを体感でき、散策路を歩けば間近でアーチを触れるほどの距離で楽しめます。
写真好きの方には、紅葉や雪景色の中での撮影がおすすめ。
青空を背景にするのも良いですが、霧がかかる朝なども幻想的で素敵ですよ。
アクセス方法と観光のポイント
碓氷第三橋梁は、首都圏からの小旅行にも組み込みやすい立地が魅力です。
ドライブで訪れても、電車やバスで訪れてもアクセス可能なので、旅のスタイルに合わせて計画が立てやすいスポットです。
ここでは車と公共交通それぞれのアクセスについて紹介します。
車でのアクセスと駐車場情報
上信越自動車道の「松井田妙義IC」から約15分で到着します。
橋の周辺には観光用の無料駐車場もありますが、休日はすぐに満車になってしまうことも。そんなときに便利なのが事前に格安駐車場を予約できる特P(とくぴー)です。
当日の「停められるかな?」という心配がなくなり、観光をスムーズに楽しめます。紅葉シーズンなど混雑する時期には特に活用したいサービスです。
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電車・徒歩でのアクセス
公共交通を利用する場合は、JR信越本線「横川駅」からバスで約15分。
最寄りのバス停から徒歩圏内で橋まで行けます。
電車とバスを組み合わせれば、都心から日帰りで無理なく訪れることができます。
ハイキングコース「アプトの道」に沿って歩けば、自然の景色とともに橋の姿をじっくり堪能できるので、歩くのが好きな方にはおすすめです。
アプトの道散策
めがね橋を含む旧信越本線の廃線跡は、遊歩道「アプトの道」として整備されています。
ここを歩くと当時の鉄道遺産を間近に感じられ、自然と歴史が交差する特別な体験ができます。
観光というよりも「時代を歩く旅」を楽しめるのが最大の魅力です。
トンネル群の魅力
道中には明治時代のトンネルがいくつも残っており、ライトを片手に進むと探検気分が味わえます。
小学生連れの家族が「まるで冒険のようだった」と語るほどワクワク感があります。
散策の所要時間
全長約6kmあり、往復には2〜3時間かかります。
景色を写真に収めたり休憩しながら歩けば、日帰りの小旅行として十分な充実感を味わえます。
周辺で楽しめる観光スポット
めがね橋だけを見て帰るのはもったいないエリアです。
周辺には鉄道の歴史を体感できる施設や、自然と一体になれる散策コースが揃っていて、1日じっくり遊べます。
アプトの道で歴史散策
めがね橋から続く旧信越本線の廃線敷を整備した遊歩道「アプトの道」は、鉄道ファンはもちろん、散歩好きの人にも人気です。
全長およそ6kmの道のりにはトンネルや小さな橋が点在し、当時の鉄道輸送の雰囲気を感じながら歩けます。
途中からめがね橋を違う角度で眺められるスポットもあり、歴史と自然を同時に楽しめるのが魅力です。
碓氷峠鉄道文化むら
横川駅近くにある「碓氷峠鉄道文化むら」は、鉄道好きにはたまらない施設です。
実際の機関車や客車に乗り込めたり、運転シミュレーターで体験できたりと、大人も子どもも楽しめます。
園内は広々としていて、芝生広場でお弁当を広げるのも気持ちいいですよ。
めがね橋とセットで巡れば、鉄道の歴史をより深く味わえる1日になります。
季節ごとの見どころ
碓氷第三橋梁(めがね橋)は、四季ごとにまったく違う表情を見せてくれるのが魅力です。
訪れる季節によって、同じ場所でも新しい発見があります。
紅葉の季節に映えるめがね橋
秋になると周囲の木々が赤や黄色に染まり、レンガ造りの橋とのコントラストが鮮やかに浮かび上がります。
特に10月下旬から11月中旬は観光客でにぎわう人気の時期。
アーチの向こうに広がる紅葉を写真に収めれば、まるで絵画のような一枚が撮れます。
雪景色や新緑の楽しみ方
冬には雪をまとった真っ白な橋が現れ、静けさの中で幻想的な雰囲気を漂わせます。
春は一転して新緑に包まれ、青空とのコントラストが爽やか。
夏は緑の木々に囲まれて涼しげな散策が楽しめるので、暑さを避けたい日帰り旅行にもぴったりです。
モデルコースとおすすめ宿泊先
めがね橋を訪れるなら、観光の流れをイメージしておくと旅がぐっと快適になります。
日帰りでサクッと楽しむのも良いですし、宿泊を組み合わせれば軽井沢や温泉まで満喫できます。
どちらのプランも魅力的ですが、目的や同行者によって選び方が変わります。
ここでは日帰りと1泊2日のモデルコース、そして観光と相性の良いおすすめ宿泊先をご紹介します。
旅のスタイルに合わせて、自分にぴったりのプランを見つけてみてください。
日帰り観光プラン
朝の涼しいうちにめがね橋を訪れ、散策路「アプトの道」を歩きながら自然と歴史を満喫。
お昼は横川駅周辺で名物「峠の釜めし」をいただき、午後は碓氷峠鉄道文化むらで遊んだ後に帰路につく流れが定番です。
日帰りでもしっかり観光気分を味わえます。
1泊2日観光プラン
時間に余裕があるなら、宿泊を組み合わせた1泊2日がおすすめです。
1日目はめがね橋とアプトの道を散策し、碓氷峠鉄道文化むらで遊んだ後に軽井沢方面へ。
夜は温泉宿やリゾートホテルでくつろぎましょう。
2日目は軽井沢の旧軽銀座を散策したり、アウトレットでショッピングを楽しむプランが人気です。
おすすめ宿泊先
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星野リゾート 界 軽井沢
自然に囲まれた温泉宿で、信州の旬を活かした料理と落ち着いた客室が魅力。大人のリフレッシュ旅行にぴったりです。 -
ホテルサイプレス軽井沢
広々とした客室とリゾート感あふれる雰囲気で、ファミリーにも人気。朝食ビュッフェも好評です。 -
磯部温泉 陽日の郷 あづま館
安中市側に位置する温泉宿で、静かな環境と気取らないおもてなしが魅力。橋観光と合わせて“温泉に浸かる旅”を満喫できます。
まとめ
碓氷第三橋梁(めがね橋)は、ただの観光スポットではなく、日本の歴史と自然が融合した特別な場所です。
明治時代から残るレンガ造りのアーチ橋は、四季ごとに異なる表情を見せ、訪れるたびに新しい発見があります。
車でも電車でもアクセスしやすく、日帰りでも宿泊でも楽しめるのが大きな魅力です。
周辺にはアプトの道や碓氷峠鉄道文化むらといった観光スポットが揃い、さらに軽井沢や温泉宿と組み合わせれば旅の満足度はぐっと高まります。
紅葉や雪景色を背景にしためがね橋の姿は、一度は目にしてほしい絶景です。
気軽に出かけられる距離にありながら、非日常を味わえるめがね橋。次の週末旅行の候補に入れてみてはいかがでしょうか。
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