日常生活のマナー PR

年内に初詣はあり?御利益はあるのかと参拝方法を徹底解説

初詣 年内
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

初詣と言えば、一年の始まりに神社やお寺に参拝をして新年の挨拶をするイメージですが、年末に初詣をしても問題ないのでしょうか?

実際にいつからいつまでにお参りに行くものなのか、正しい知識を知っている人は少ないのではないでしょうか?

今回の記事では、初詣の正しい知識、参拝方法を詳しく解説していきます。

年内の初詣に御利益はあるの?

初詣は年始ではなく年末にお参りをしても、全く問題ありません。

冬至(12/22)の前後や年末(12/29〜12/31)に参拝をすることがいいと言われています。

初詣とは、元々は大晦日の夜から元旦の朝にかけて神社に籠る「年籠り(としごもり)」と言われている風習が起源となっています。

やがて、年末に1年間お世話になった感謝を伝える「除夜詣(じょやもうで)」と、年始に新年の幸運をお祈りする「元日詣(がんじつもうで)」の2種類となりました。

そのため、年末にお参りをしてもご利益がなくなることはありません。

むしろ、年末は「今年一年お世話になりました」と神様、仏様にしっかりお礼を伝えることができ、年始ほど混んでいないのでゆっくり挨拶ができるいいタイミングかもしれません。

今さら聞けない!初詣の参拝方法を解説

では、正しい参拝方法とは?

間違った方法で参拝をしてしまうと、神様、仏様に失礼になってしまいます。。。

ここからは正しい参拝方法を簡単にご紹介していきます。

初詣はいつまでに行く?

初詣はできれば三が日中にいくイメージですが、神様がいらっしゃる「松の内」までに行けばいいとされています。

松の内とは、門松などお正月の飾りを飾る期間のことをいい、地域によっていつまでかは異なります。

関東では1/7まで、関西では1/15までが一般的です。

初詣はどこに行く?

日本にはたくさん神社やお寺があり、どこに行けばいいのか迷いますよね。

氏神様(うじがみさま)にお参りに行くことが一般的と言われていますが、実際はどこにお参りしても大丈夫です!

(氏神様とは、ご自身が住んでいる地域を守っている神様が祀られている神社のことをいいます。ご自身の住んでいるところの近くの神社やネットで調べることができるので、一度確認してみてもいいかもしれません)

ご自身がいきたいところにお参りにいって、気持ちよくご挨拶できるのがベストです。

もちろん、複数の神社に行っても全然問題ないので気になるところ全て訪れてみるのもアリです。

では、神社とお寺どちらにお参りすればいいのでしょうか?

日本にはどちらもたくさんあって迷ってしまいますが、なんとなく神社と思っている人も多いのではないでしょうか?私自身もそうでした。

でも、実際は神社でもお寺でもどっちでもOKです!

神社は神様が、お寺は仏様がいらっしゃるところと言われていますが、神社とお寺が明確に区別されるようになったのは明治時代の「神仏分離令」以降で、それまでは神様、仏様は区別されずに信仰の対象とされてきました。そのため、日本では長い間神様と仏様が融合していたので、ご自身の宗教上の理由がない限りはどちらに参拝に行っても問題ないとされています。

ですが、参拝の方法が神社とお寺だと異なりますので、ここだけ要注意です。

ここからはそれぞれの正しい参拝方法を解説してきます。

※コロナ対策で違う参拝方法が導入されていることもありますので、ご注意ください。

神社に初詣するときの参拝方法

まずは神社の参拝方法から解説していきます。

  1. 鳥居の端をくぐる

まず鳥居で一礼してから、神様が通る真ん中を避けて右側か左側を歩きましょう。

  1. 手と口を清める

手水舎で心身を清めてから神様に対面してご挨拶するようにしましょう。やり方を簡単に記載します。

  • 右手で柄杓を持ち、水を汲む (一回で済むようにある程度の量を汲みましょう)
  • 汲んだ水を少し左手に流して左手を清める
  • 柄杓を左手に持ち替えて、右手も同様に清める
  • 柄杓を右手に持ち替えて、左手に水を入れて口をすすぎ、清める
  • 左手に水をさらに流し入れて清める
  • 柄杓を縦に向けて、残りの水で柄を流して清める
  1. 神前へ進む

まずは本殿からご挨拶するようにしましょう。

お賽銭箱の前まで来たら、一度会釈してお賽銭箱にお賽銭を入れます。鈴があれば鳴らしましょう。

  1. 二礼二拍手一礼

鈴を鳴らしたら、二回深くお辞儀、二回拍手した後そのまま手を合わせて神様にご挨拶をしましょう。終わったら最後にお辞儀をして終了です。

 

お寺に初詣するときの参拝方法

次はお寺の参拝方法を解説します。

  1. 山門をくぐる

一礼してから山門を潜りましょう。神社と異なり、どこを通ってもOKですが、敷居は踏んではダメなので要注意です。

  1. 手と口を清める

神社のやり方と同様です。もし、お寺に常香炉といわれる大きな香炉がある場合は、その煙を浴びて心身を清めましょう。

  1. 本堂で参拝
  • 本堂のお賽銭箱の前まで行き、一度会釈をしてお賽銭を入れます。鈴があれば鳴らしましょう。
  • 一礼し、静かに仏様にご挨拶をしましょう。終わったらお辞儀をして終了です。

※お寺では拍手はしないので、要注意です!

まとめ

ここまで、初詣の基礎知識と正しい参拝方法をご紹介しました。

  • 年内の初詣もOK
  • 初詣は関東では1/7まで、関西では1/15までに行くのがいい
  • 神社でもお寺でもOK

これで初詣対策はばっちりですね!

皆様が良い一年をスタートできるご参考になれば幸いです。

▼こちらの記事もどうぞ▼
都内の初詣穴場神社2022年ランキング!東京のパワースポットも紹介

浅草寺の初詣2022年屋台は出る?混雑状況をリアルタイムで知る方法を紹介