スタジオジブリ初の作品として1984年に原作漫画がアニメ化された「風の谷のナウシカ」。
実は続編となる「風の谷のナウシカ2」が制作されるという噂があります。
この記事では、
- 風の谷のナウシカ2はいつ制作される?
- 君たちはどう生きるかがナウシカ2?
- 風の谷のナウシカは庵野がリメイクする?
についてまとめました。
ナウシカの続編が気になる方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
風の谷のナウシカ2はいつ制作される?
「風の谷のナウシカ2」が制作される可能性は限りなく低いです。
プロデューサーである鈴木敏夫さんは、続編を制作する話は出ておらず、制作の機は逸したと語っています。
それでもナウシカ2の公開が噂された理由には、原作漫画で続きが描かれていることが考えられます。
元々、原作漫画がないとナウシカのアニメ映画化はできないと言われた宮崎駿監督が、それなら原作漫画を作ってしまえばいいと漫画を描いたところから始まります。
ですので、映画が公開される目的を達成した以上、続きを漫画で描く必要はないはずです。
漫画で続きが描かれている以上、続きがいつか映画化されると考える人がいてもおかしくありません。
しかし、宮崎駿監督はたとえ映画化された後だとしても漫画は漫画で作品として完成させるべきだという思いで、続きを描いていたようです。
実際、漫画版では漫画でしか表現できないような細かい演出や残虐な表現が多いです。
つまり、漫画で描かれている続編は映画化することを想定して描かれているものではないということです。
ナウシカは映画の続きが漫画で描かれていますが、続編を制作する話は出ておらず、漫画の続きも映画化を想定して作られていないため、続編が制作されることはないと思われます。
君たちはどう生きるかがナウシカ2って噂は本当?
「君たちはどう生きるか」は、ナウシカ2ではありません。
「君たちはどう生きるか」は公開まで情報がほぼ非公開であったため、ナウシカ2なのではないかと一部のファンの間で噂が広まりました。
ただ、ナウシカの映画で描かれていない漫画の続きと君たちはどう生きるかの内容は全く違うものです。
ナウシカの映画後のストーリーは、主人公のナウシカを中心に映画には登場しない土鬼とトルメキアという2つの国の争いや腐海の秘密を解き明かす物語が続きます。
一方で君たちはどう生きるかは、主人公の牧眞人(まひと)が失踪した新しいお母さんを追ってアオサギとともに不思議な世界を巡る物語です。
君たちはどう生きるかは登場人物も話の流れもナウシカの続きとは違う別の作品でした。
風の谷のナウシカは庵野がリメイクする?
庵野秀明監督がナウシカをリメイクする可能性はゼロとは言い切れません。
鈴木敏夫さんが庵野秀明監督にナウシカ2を作らせてみてはどうかと宮崎駿監督に提案したところ、一度は断られたそうです。
ただ、その後宮崎駿監督は庵野秀明監督がやりたいならやってもいいと思うようになったとも語ったそうです。
庵野秀明監督は新世紀エヴァンゲリオンの監督として知られています。
また、ナウシカの巨神兵が登場するシーンの作画も担当しています。
余談ですが、堀越二郎の生き様を描いたジブリ作品「風立ちぬ」では主人公の堀越次郎の声優も担当しています。
庵野秀明監督はナウシカ2を作りたいと鈴木敏夫さんに話をしていたそうです。
特に作りたいのは漫画版の7巻だといいます。
7巻は漫画版の最終巻にあたります。
人類と世界の命運を背負ったナウシカが大きな決断を迫られる巻で、庵野秀明監督が宮崎駿監督の最高傑作と語るほど面白い巻です。
庵野秀明監督がナウシカを撮りたいという熱意はかなり強いもので、エヴァンゲリオンはナウシカの続きを自分なりに描いていると語ったことがあるほどです。
その話を鈴木敏夫さんが宮崎駿監督のところに持っていき、ナウシカ2を庵野秀明監督が、ナウシカ3を宮崎駿監督がやる案を提示したところ、宮崎駿監督は怒ってしまったと鈴木敏夫さんは語っていました。
ただ、庵野秀明監督の熱意は宮崎駿監督にも伝わっていたらしく、庵野秀明監督がやりたいならやってもいいとも宮崎駿監督は言っていたそうです。
それでも宮崎駿監督はどちらかというとリメイクには消極的で、作るのが大変だから止めた方がいいという考え方が根本にはあるようです。
もしかしたら庵野秀明監督がナウシカ2をやる日が来るかもしれません。
まとめ
風の谷のナウシカ2について紹介しました。
- 風の谷のナウシカ2は制作されない可能性が高い
- 君たちはどう生きるかはナウシカの続編ではない
- 庵野秀明監督がナウシカ2をリメイクする可能性はゼロではない
残念ながら宮崎駿監督が続編を制作する可能性は低いようです。
ただ、もしかしたら庵野秀明監督がナウシカをリメイクする日が来るかもしれません。
ナウシカの続きが制作されなかったとしても、少なくとも漫画では続きが読めますので、読んだことのない方はぜひ漫画版も楽しんでみてください!