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魔女の宅急便を見た原作者が激怒したって本当?原作との4つの違いを解説

魔女の宅急便 原作者 激怒
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みなさんはジブリ映画、魔女の宅急便に原作があることはご存知でしたか?

私は知りませんでした^^;

実は魔女の宅急便の原作は童話・絵本・ノンフィクション作家として知られている角野栄子さんで、原作の魔女の宅急便では魔女・キキの13歳から35歳までの姿が描かれています。

全6巻あるうち1、2巻あたりがジブリで映画化されたと言われているのです。

その角野さんが映画化された魔女の宅急便を見て激怒したと噂になっており、調べてみるとネットでも「原作者激怒」なんて言葉を目にします。

そこでこの記事では魔女の宅急便の原作と映画についてご紹介します。

  • ジブリ映画「魔女の宅急便」を見た原作者が激怒した理由
  • 原作と映画の違い
  • 原作魔女の宅急便のあらすじ

ネットの噂通り原作者は激怒したのか、本当ならそれはなぜか一緒に見ていきましょう♪

ぜひ最後まで読んでください。

映画「魔女の宅急便」を見た原作者が激怒したって本当?

ネットで噂されている「ジブリで映画化された魔女の宅急便を見た原作者が激怒した」というのは本当なのでしょうか?

結論から言うと激怒というほどではなかったようです。

ただ原作と内容が大きく違う点があり、宮崎駿監督と揉めていたことは確かなようです

原作者である角野栄子さんは魔女の宅急便を映画化するにあたり4つの条件を出しました。

  1. タイトル「魔女の宅急便」を変えないこと。
  2. 魔女・キキの名前を変えないこと。
  3. 世界観を変えないこと。
  4. キキの旅立ちの時には故郷の木に付けられた鈴を鳴らすこと。

この4つの条件を守って制作されたものの、原作と内容が大きく異なり、原作者の角野栄子さんは違和感を感じていたそうです。

実際に原作者である角野栄子さんがインタビューの中でジブリ映画「魔女の宅急便」について聞かれたとき、以下のように答えています。

「お話の筋がちょっと違うのでびっくりしました。私はもう少し可愛いラブストーリーになるかと思ってたんです。」

【引用】AERA dot.

映画化に違和感を抱いていたのは確かなようですね・・・

しかしインタビューの中で、次のようにも話しています。

「宮崎(駿)さんの手によってアニメ映画化されて一番よかったなと思うのは、世界中の皆さんの元へキキとジジが羽ばたいていったこと。」

【引用】宣伝会議デジタルマガジン

他にも映画化されたことで日本の童話が世界中で出版され嬉しいと語っています。

宮崎駿監督とも和解していることがうかがえますね♪

魔女の宅急便原作との4つの違いを解説!

調べてみたところ、原作と映画では4つの違いがありました。それが以下の4つです。

  1. 魔女・キキの髪型
  2. トンボの性格
  3. 黒猫・ジジの会話能力
  4. トンボ救出シーン

詳しく解説します!

①魔女・キキの髪型

魔女の宅急便 キキ 髪型

みなさんご存知のジブリ映画の中のキキはショートヘアに大きな赤いリボンをつけています。

原作のキキはロングヘアに黒いリボンです。

②トンボの性格

魔女の宅急便 トンボ 性格

ジブリ映画では明るく少し軽い印象のトンボ。

原作では、飛行クラブで魔女のホウキについて研究する気弱な少年

真逆ですね・・・

実は映画の公開当時、「明るく頭はいいけどちょっと不良」な性格の男の子がモテるという風潮があったため、時代に合わせた性格に変更されたと言われています。

③黒猫ジジの会話能力

魔女の宅急便 ジジ 会話能力

ジブリ映画ではキキがスランプに陥った時、ジジとも話ができなくなってしまいます。

物語のラスト、キキが飛べるようになってもジジとは話ができないまま完結しています。

原作では、のちにジジとまた話ができるようになっています

④トンボの救出シーン

魔女の宅急便 トンボ 救出

ジブリ映画、魔女の宅急便といえばこのシーン!

物語のクライマックスで、キキが街の人に借りたデッキブラシで飛んで飛行船からトンボを救出するシーンです。

このシーン、実はスタジオジブリの完全オリジナル!

原作にこのような描写は一切出てきません。

原作と1番大きな内容の違いかもしれませんね。

魔女の宅急便原作本あらすじ

では原作はどんなストーリーなのか気になりませんか?

ざっくりあらすじをご紹介します!

原作魔女の宅急便は前述した通り、全6巻。

魔女・キキの13歳から35歳までの姿が描かれています。

ではストーリー紹介へ♪

魔女の宅急便原作あらすじ

魔女・コキリと民俗学者・オキノの一人娘・キキ。

13歳を迎えたキキは、魔女になることを決意して黒猫・ジジと海辺の街コリコで一人暮らしをします。

キキは唯一使える魔法「ホウキで空を飛ぶ」ことを活かして宅急便屋を始めます。

運ぶ物に込められた想いも一緒に運ぶ宅急便屋という仕事にやりがいを見出していきます。

順調に宅急便屋の仕事をしながらたくさんの人と出会うキキ。

宅急便屋の仕事は知らないうちに悪意も運んでいるのではと思い悩んだり、彼女には数々の試練が訪れます。

トンボ、おソノさん、黒い服を着た風変わりな少女ケケとの出会い、トンボとの恋、そして結婚など様々な経験を通して成長していきます。

第6巻ではキキとトンボが結婚して13年目のお話が描かれ、第1巻で13歳の少女だったキキは第6巻で35歳の大人の女性になっています。

そして双子のニニ、トトのお母さんでもあります。

最後には、その双子の子ども達も13歳を迎えて魔女となることを決意し、母・キキと同じ想いを胸に旅立っていきます。

まとめ

ここまで魔女の宅急便の映画と原作についてご紹介していきましたが、最後におさらいします!

  • 原作者は激怒はしてないが、違和感を持っていた
  • 原作との違いは「キキの髪型」「トンボの性格」「ジジとの会話能力」「トンボ救出劇」

私と同じように今までジブリ映画の魔女の宅急便しか知らなかった!という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

これを機に原作を読んでみるのもいいですね♪


最後までお読みいただきありがとうございました。

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