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紅の豚での殴り合いカーチスはわざと負けたの?名言&セリフまとめ

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スタジオジブリ制作による名作の一つ、「紅の豚」。

主人公ポルコのある意味ライバルであり、クライマックスの決闘の相手にもなった飛行挺乗り。

それがドナルド・カーチスです。

彼はどんな人物なのでしょう? また、殴り合いの時、彼はわざとポルコに負けたのでしょうか?

惚れっぽくて熱くて、少しだけイタリアの血が入った男、ドナルド・カーチス。

今回は彼の人となりや魅力について、ご紹介していきます。

紅の豚での殴り合いでカーチスはわざと負けた?

紅の豚での殴り合いで、カーチスはわざと負けたのでしょうか?

ストーリーのクライマックスで、ポルコとカーチスはフィオをめぐり、2度目の決闘をすることになります。

飛行艇に乗りお互いを機関銃で撃ち合いますが、決着はつきません。

そうして二人は飛行艇を下り、直接の殴り合いで勝負を決めようとします!

拳を交えながら口でも応戦しあう二人ですが、途中でカーチスは言います。

「ジーナはテメエに惚れてんだ!」

「彼女はオメエが来るのをなぁ……ずーっと庭で待ってんだぞ!」

決闘の前にカーチスはジーナに求婚していました。

ですが、あっさりジーナにフラれてしまいます。

つまり、カーチスは失恋していました。

なのに、カーチスはそのジーナの想いを、ライバルであるポルコへ言葉にして伝えたのです。

きっと、惚れた女性であるジーナに幸せになってほしいからですね。

その後駆け付けたジーナはポルコに声をかけ、そしてポルコはその言葉に立ち上がり、決着がつきます。

結局、カーチスは勝負にも負けてしまいました。

自分の失恋は目の前で決定的になり、勝負にも負けてしまい、そして恋した相手は自分の目の前で恋を叶え……。

殴り合いで、おそらくカーチスはわざと負けたのでしょう。

しかし、それはきっとしぶしぶながら。

喜びに沸くギャラリーをよそに1人海に浮かぶカーチスは、悔しそうな、なんとも言えない表情でした。

紅の豚カーチスかっこいいセリフまとめ

ここからはカーチスのかっこいいセリフをご紹介します!

カーチス
カーチス
歌は静かに聴くんだ

ジーナが歌っている時、話しかけてきた相手に向かって一言。

カーチス
カーチス
空賊の用心棒なぞ、金と名声へのほんのワン・ステップさ。次はハリウッドの大スターだ

ハリウッドの大スター、と真面目な顔で堂々と言い切ってしまう表情には、思わず納得してしまいそうな説得力があります。

カーチス
カーチス
愛する者の為だ。喜んで戦うぜ!

愛する者=フィオの為に戦うと、カーチスは言い切ります。

たとえ、それが「負けたらポルコの借金を肩代わりする」という条件付きであっても。

好意を寄せた相手のためなら戦えると言い切ったカーチス、かっこいいですね。

カーチス
カーチス
次は賭けじゃなくて、正式に申し込みに行くぜ

決闘に負けても、カーチスはフィオに笑顔でそう言います。

もともとカーチスはフィオのことを勝負の景品扱いするつもりは全くなく、またそうなってしまったことは不本意だったのでしょう。

真剣さを垣間見せたカーチス、紳士のふるまいですね!

紅の豚カーチスにモデルはいるの?

カーチスにモデルはいるのでしょうか?

カーチスのモデルだといわれているのは、第40代アメリカ大統領のロナルド・レーガンです。

カーチスは物語の中で、空賊たちの用心棒からハリウッドの大スターになり、その後アメリカ大統領を目指す、と語っています。

そしてエンディング、フィオの回想によれば、カーチスはその後アメリカに帰り、西部劇の主演俳優になったとのこと。

実はこの経歴、俳優として活躍後カリフォルニア州知事を経てアメリカ大統領になった、レーガン元大統領と同じなのです。

また、エンディングにカーチス主演の映画ポスターもちらりと映ります。

あの構図は、実際のロナルド・レーガン元大統領主演映画のポスターデザインとほぼ同じものになっています。

そして、映画の前段階で作られる「絵コンテ」。

そこに描かれている初期の設定では、カーチスは大統領になっていました!

絵コンテでのフィオの回想は

「スターになったミスター・カーチスは、大統領になった今でも……」

となっているのです。

紅の豚カーチスの飛行艇は何?

カーチスが乗っている飛行艇は何というのでしょう?

カーチスの乗っている飛行艇のモデルは、「カーチスR3C-2」というものです。

正式名称は「カーチスR3C-0 非公然水上戦闘機」であり、カーチスが非公然に改造したものとのこと。

航空機レースであるシュナイダー・カップで2年連続でイタリア艇を破った高速機です。

機体色はネイビーでイエローのラインが入っており、垂直尾翼にはガラガラヘビを描いたエンブレムがあります。

その後ポルコとの決闘前に、操縦席の後ろ部分に、ホワイトのラインとハートを射抜く矢が描き加えられていました。

ちなみに、原作である宮崎駿監督による書籍「飛空艇時代」によると、カーチスとは乗機のカーチスR3C-0にちなんだ通称で、本名はドナルド・チャックという設定になっているそうです。

まとめ

ここまで、紅の豚の憎めないライバル、ドナルド・カーチスについてご紹介してきました!

  • 殴り合いでカーチスはわざと負けた?
  • カーチスかっこいいセリフまとめ
  • カーチスにモデルはいるの?
  • カーチスの飛行艇は何?

ポルコの敵役であり、一時はポルコやフィオたちをピンチに追いやるライバル。

それでも、彼には書ききれないほどの魅力があり、なんだか憎めないと思ってしまいます。

「紅の豚」が今でも名作といわれるのは、カーチスを始めとした魅力的なキャラクターがたくさんいるからかもしれません。

最後まで読んでくださりありがとうございました!

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