今年のハロウィンは10月31日、土曜日です。

お休みと重なるので、おうちのパーティーや園のイベントの予定も立てやすい年ですね。

ただ、市販の衣装は思ったより値段が高かったり、サイズが合わなかったり、「去年と同じでいいの?」と悩んだりしがちです。

そこで取り入れやすいのが、100均の材料で作る「縫わない」手作り仮装です。

この記事では、こんなことをまとめました。

  • 手作り仮装を選ぶメリット:安さと手軽さだけではありません
  • 年齢別の簡単アイデア:0〜2歳・3〜5歳・小学生で分けて紹介
  • 男の子・女の子別のモチーフ:手持ちの服を活かせる組み合わせで紹介
  • 100均でそろう材料リスト:売り場の目安と費用感まで
  • 当日の安全チェック:視界・ひも・防寒・トイレ対応

「手作りしてみたいけれど裁縫は苦手…」という方こそ、ぜひ最後まで読んでくださいね。

ハロウィン仮装をおうちで手作りするメリット

手作り仮装のメリットは「安い・早い・体に合わせられる」の3つです。

100円ショップではフェルト・カラーポリ袋・チュール・画用紙といった材料が手に入り、切って貼るだけの工程でも仮装らしく仕上がります。

市販の衣装は肩幅やウエストが合わないこともありますが、手作りならその子の身長やお腹まわりに合わせて調整できるのが大きな違いです。

保育園や幼稚園のイベントで着るなら、園の方針に合わせつつ動きやすさを優先した形にしておくと安心です。

さらに「自分で作った」という体験そのものが子どものテンションを上げてくれるので、当日までの数日間も楽しめますよね。

写真に残るのは当日の数時間ですが、作る時間まで含めて楽しめるのが手作りのいいところです。

【年齢別】簡単手作り仮装アイデア

手作り仮装で失敗しやすいのは、年齢に合わない作り方を選んでしまったときです。

たとえば頭からかぶるかぶりものは、1歳の子には嫌がられて数秒で脱げてしまうことがあります。

逆に小学生に「着せるだけ」の衣装を用意すると、物足りない顔をされることも。

そこでここからは、0〜2歳・3〜5歳・小学生の3段階に分けて、それぞれの年齢で無理なく楽しめるアイデアを紹介します。

大切なのは、その年齢が「じっとしていられる時間」に合わせて作り方を選ぶことです。

0〜2歳向け:着せるだけでOKな仮装

この年齢は、着せる手間が少ないものほど成功率が上がります。

おすすめは、手持ちの服にワンポイント足すだけの方法です。

オレンジのTシャツやロンパースに、黒いフェルトで切ったジャックオーランタンの目と口を縫いつけるか、布用の両面テープで貼ればかぼちゃの完成です。

黒い服なら、白いフェルトでおばけの顔を貼るだけでも十分それらしく見えます。

  • かぼちゃ風スタイ:オレンジのフェルトを丸く切り、顔のパーツを貼って市販スタイに重ねる
  • 黒猫の耳つき帽子:手持ちのニット帽に三角のフェルトを2枚縫いつけるだけ
  • フェルトのしっぽ:ズボンのゴムに安全に留められるよう、布ループを縫って通す

注意したいのは、この年齢にカラーポリ袋を使ったポンチョ型の衣装は向かないという点です。

薄いポリ袋は口や鼻に張りつくと呼吸をふさぐおそれがあるので、顔まわりにポリ袋やビニールを使うのは避けて、布やフェルトで作るほうが安心です。

また、外れて肌に当たる心配のある安全ピンは使わず、縫うか布用両面テープで留めておきましょう。

3〜5歳向け:本人が仮装気分を楽しめるアイデア

3歳ごろになると本人が仮装そのものを楽しめる子も出てくるので、マントや帽子などの小道具が主役になります。

マントは、大きめのフェルト(または不織布のエコバッグを切り開いたもの)の上辺に平ゴムを縫いつけるだけで作れます。

魔女帽子は黒い画用紙を円すい状に丸めてテープで留め、つばの部分をドーナツ型に切って貼り合わせれば形になります。

この年齢のポイントは、切る工程は大人がやって、星やコウモリのシールを貼る「装飾担当」を子どもに任せることです。

  • フェルトのマント:所要15分ほど。首もとはゴムを長めにせず、引っ張れば外れる程度に
  • 魔女帽子・とんがり帽子:所要20分ほど。あごひもは付けずに済む大きさに調整する
  • 魔法のステッキ:新聞紙を細く巻いて棒にし、星形の画用紙をボンドで貼る

園のイベントで着る場合は、頭からかぶるだけ・羽織るだけの形にしておくと先生の手間も減ります。

お昼寝やトイレで一度脱ぐことも考えて、脱ぎ着しやすい作りにしておくと当日ばたばたしません。

小学生向け:本格的に仕上げたい子向けのアイデア

小学生になると「かわいい」より「こわい・かっこいい」を選びたがる子もいます。好みは個人差が大きいので、本人の希望を聞いてから決めると失敗が減ります。

ここでおすすめなのが、黒い上下の服に白いビニールテープを骨の形に貼っていくがいこつ仮装です。

あばら骨は左右に4〜5本、腕と足は関節をイメージして短く区切って貼ると、それだけで立体感が出ます。

白いテープを貼るだけの1工程なので、切る・縫うが一切いらないのに完成度が高いのがこのアイデアの強みです。

  1. がいこつ:黒い服+白いビニールテープ。所要20〜30分、子ども自身でも貼れる
  2. ミイラ:白い古シーツやガーゼを細く裂いて腕・胴に巻く。首には巻かず、肩から斜めに留める
  3. 海賊:バンダナ+黒フェルトのアイパッチ。段ボールで剣を作れば小道具まで手作りできる

高学年なら、白いフェイスペイントで頬や額に模様を描いて仕上げるところまで自分でできます。

目のまわりなど皮ふの薄いところは避けて、製品の対象年齢と使い方を守って使ってくださいね。

作る工程をできるだけ本人に任せると、当日の「見て見て!」が何倍にもなりますよ。

男の子に取り入れやすい仮装アイデア

魔女やかぼちゃのアイデアはよく見かけますが、男の子に刺さるモチーフもたくさんあります。

ポイントは「こわさ」か「強さ」のどちらかに寄せることです。

がいこつ・ミイラ・吸血鬼はこわい系、怪獣・警察・海賊は強い系として取り入れやすいモチーフです。

どれも黒や白などシンプルな色の手持ち服をベースにできるので、買い足す材料が1〜2点で済むこともあるのがうれしいところです。

  • がいこつ:黒い服に白いビニールテープを貼るだけ。当日の朝でも間に合う手軽さ
  • ミイラ:白い布を裂いて巻く。歩きにくくならないよう足首は空けておく
  • 怪獣:緑や茶色のフェルトで三角のトゲを作り、フード付きパーカーの背中側に縫いつける
  • 警察・探検隊:紺の服+画用紙で作ったバッジ。帽子はつばの短いものが動きやすい
  • 海賊:バンダナ・アイパッチ・段ボールの剣で三点セット。ボーダーTシャツがあれば雰囲気が出る
  • 吸血鬼:黒いマントに赤い裏地の色を少し見せると一気にそれらしくなる

なお、アニメやゲームのキャラクターをそのまま再現する衣装は、写真をSNSに載せる場面などで権利面が気になるところです。

がいこつ・怪獣・海賊のような昔からあるモチーフなら、その点を気にせず楽しめます。

女の子に取り入れやすい仮装アイデア

女の子向けに作りやすいのは、魔女・かぼちゃ・黒猫・お姫様風の4つです。

なかでも手作りしやすいのが、縫わずに作れるチュールスカートです。

作り方は、平ゴムをウエストサイズに合わせて輪にし、40〜50cmに切ったチュール生地を1枚ずつゴムに結んでいくだけです。

ぐるっと一周結び終えればふんわりしたスカートになり、ミシンを一度も出さずに完成するのがうれしいポイントです。

  • 魔女:黒のチュールスカート+とんがり帽子+マント。オレンジや紫のチュールを混ぜると華やかに
  • かぼちゃ:オレンジの服やスカートに黒フェルトの顔を貼る。ヘタ役に緑のカチューシャを添える
  • 黒猫:耳のカチューシャとしっぽの2点で成立。黒いタイツを合わせると全身がまとまる
  • お姫様風:白やピンクのチュールスカート+リボンのカチューシャ。園の発表会でも使い回せる

チュールは1枚あたりの幅を広くとると、結ぶ回数が減って時短になります。

結び目が肌に当たって気になる子もいるので、ゴムの内側にリボンを重ねて隠しておくと快適に過ごせます。

手作り仮装かんたん3ステップ|材料をそろえる→形を作る→装飾して完成

材料は100均でそろえやすい!用意するものリスト

手作り仮装の材料は、ダイソーやセリア、キャンドゥなどの100円ショップでそろえられます。ただし取り扱い商品は店舗や時期によって違うので、在庫は売り場で確認してくださいね。

ハロウィン前の時期は特設コーナーが設けられる店舗もあるので、あればまずそこを見てみるといいでしょう。

フェルトやチュールは手芸コーナー、画用紙やビニールテープは文具コーナー、カラーポリ袋は掃除用品の売り場に置かれていることがあります(配置は店舗によって違います)。

下の表は、よく使う材料と売り場の目安をまとめたものです。

材料 売り場の目安 主な使いみち
フェルト(黒・白・オレンジ) 手芸コーナー 顔のパーツ・耳・マント・アイパッチ
チュール生地 手芸コーナー スカート・帽子の飾り
平ゴム・リボン 手芸コーナー スカートのウエスト・マントの留め
画用紙(黒・オレンジ) 文具コーナー とんがり帽子・バッジ・星の飾り
白いビニールテープ 文具・工具コーナー がいこつの骨
布用両面テープ・木工用ボンド 手芸・文具コーナー 縫わずに貼る作業全般
カチューシャ・カラーポリ袋 ヘア小物・掃除用品 猫耳・ヘタ(カチューシャ)/ポンチョ(カラーポリ袋・3歳以上向け)

ひとつの仮装に使うのはだいたい3〜5点なので、税込110円の商品でそろえれば330〜550円ほどが目安になります。

ただし大判のフェルトや布は1点あたりの価格が上がることもあり、必要な量によっても変わるため、値札は売り場で確認してみてください(※2026年9月時点の一般的な価格帯の目安です)。

在庫は店舗や時期によって変わるので、黒やオレンジなど使いたい色は早めに確保しておくと安心です。

仮装させるときに気をつけたいこと

アイデアがそろったら、最後に確認しておきたいのが当日の安全と快適さです。

手作りだからこそ、市販品にはある安全への配慮が抜けてしまうことがあります。

特に気をつけたいのは、視界・ひも・寒さ・トイレの4点です。

作り終わった時点で一度着せて動いてもらうと、直前になって困るのを防げます。

  • 視界をふさがない:仮面やつばの広い帽子は足元が見えにくくなるので、一度着けて歩いてもらい確認します
  • ひも・ゴムは首に残さない:あごひもや長い飾りひもは、引っ張れば外れる長さにするか、いっそ付けない形に
  • 寒さ対策を先に決める:10月末は日が落ちると冷える日もあるので、下に着られるインナーとセットで考える
  • 着脱のしやすさを優先する:園のイベントではトイレが自分でできる作りかどうかが分かれ目になります

ひもについては、消費者庁も子ども服の事故として注意を呼びかけています。

13歳未満の子ども服を対象にした安全規格(JIS L4129)では、とくに7歳未満の子ども服について、頭や首まわりから垂れ下がるひもは付けられないと定められています。

ただし消費者庁も説明しているとおり、この規格は販売を規制するものではないため、規格に合っていない製品が流通する可能性もあります。

つまり手作りでも市販でも、首まわりのひもは大人が見て判断するしかないということです。

マントなどにひもを使うときは、首や頭のまわりに長く垂れ下がるひもを残さない形にしましょう。

アイパッチや仮面を使う場合は、記念写真のときだけ着けて、移動中は外す運用にしておくと転倒のリスクを減らせます。

顔まわりの仕上げでタトゥーシールを使うときは、消費者庁がこんな注意点を挙げています。

こどもが誤って口や鼻、耳などにシールを入れないよう保護者は注意して見守りましょう

(中略)

タトゥーシールを使用するときは事前に腕の内側などの部分で使用テストをしましょう。肌に合わない場合はすぐに使用を中止し、赤み、腫れ、かゆみ、痛み等の異常がある場合には皮膚科医を受診しましょう。

引用元:消費者庁「みんなの消費安全ナビ」Vol.671「ハロウィンを安全に楽しむために」(2025年10月24日)

当日になってあわてないよう、前日までに腕の内側で試して赤みが出ないかを見ておくと安心です。

フェイスペイントも同じように、少量で試してから顔に使うようにしましょう。

落とし方も先に確認しておき、製品に書かれた方法で落としてあげてください。

もうひとつ、同じ消費者庁の情報では、食べ物を口に含んだまま立ったり走ったりすると、のどに詰まる危険が高まるとして、にぎやかな場でも座って食べるよう呼びかけています。

もらったお菓子を歩きながら食べる場面はハロウィンならではなので、お菓子は座って食べるとおうちで決めておくと安心して楽しめますね。

アレルギーのあるお子さんがいる場合は、包装の表示を確認するか、わからないものは控える判断も忘れずに。

まとめ

ハロウィンの仮装は、100円ショップの材料と切る・貼るだけの工程で、じゅうぶんかわいく仕上がります。

0〜2歳は着せるだけのワンポイント、3〜5歳はマントや帽子で変身気分、小学生はがいこつやミイラなど本格派に、と年齢で作り方を選ぶのが失敗しないコツです。

男の子ならがいこつ・怪獣・海賊、女の子なら魔女・かぼちゃ・黒猫・チュールスカートを軸にすると、手持ちの服を活かしながら形になります。

材料はフェルト・チュール・画用紙・ビニールテープが中心で、3〜5点そろえれば330〜550円ほどが目安です。

そして作り終わったら、視界・首まわりのひも・防寒・トイレの4点を一度着せて確かめてみてください。

この4つを押さえておけば、当日は写真もお出かけも安心して楽しめますよ。

今年のハロウィンは10月31日の土曜日、ぜひお子さんと一緒に世界にひとつの衣装を作ってみてくださいね。

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